清水寺

清水寺は京都観光では定番中の定番の一つです。しかし、実は平安京より以前から存在したようで、境内にある地主神社はもっと古いようです。

清水寺は、京都の世界遺産の文化財の一つに指定されています。地主神社も清水寺に付随するものとして、やはり世界遺産に登録されています。本堂は国宝、仁王門、三重塔、鐘楼は重要文化財です。地主神社は、本殿、拝殿、総門と共に境内地が重要文化財です。

では、見てみましょう。山の中腹にありますが、どのルートもなだらかで、門前町のしゃれたお土産さんが並んでいますので、歩くに苦になりません。しかし、お土産をたくさん買ってしまうと、、、やはり、お土産は下るときに買いましょうね。
車椅子の方は、車で茶碗坂を登っていって下さい。後述。

松原通

ここは地名的には松原通だったと思います。二年坂とか三年坂とかは、ある通りの区域を区切った通称かも知れません。いくつかの通りが集まった所ぐらいから、少し急な坂になったと思います。

清水寺

やっとつきました。仁王門と西門(右)です。後ろに三重塔が見えています。

清水寺

三重塔です。電線らしきものが這わせてあります。山でもあり、今では避雷針が付けてあるようです。

 

轟門

重文、轟門です。左上は修復工事をしています。

 

清水寺

本堂です。有名な清水の舞台は本堂に付随しています。まず焦らずに、本堂にお参りしましょうね。寺社観光は、参拝が基本ですからお忘れなく。

 

清水寺

はい、清水の舞台です。向こうに修復中の奧の院が見えます。13メートルぐらいですが、すごいと感じます。釘を一本も使わず組み立てられています。

この高さは、飛び降りると生きるか、死ぬかの境です。ここから、死ぬ気で何かを成すことを、清水の舞台から飛び降りたつもりで、というようになったみたいです。実際に昔は願を掛けて飛び降りる人がいたそうですので、清水の舞台から飛び降りるか、もしくは死ぬ気でやれというような二者択一を迫るような必至の激励の言葉であったのかも知れません。

秋の清水寺

こちらは、秋に取った写真です。紅葉のシーズンもお奨めします。
修復中の奧の院の修復か完了したところです。

清水寺

奧の院あたりから、清水の舞台を見たところです。観光案内に良く出る写真で、撮影スポットです。いつもカメラの放列があるようで、ゆっくり撮影ができません。

ここから先の観光ルートを降りていくと、清水寺の由来の小さな瀧の音羽の瀧(おとわのたき)が祀ってあります。古来から、「黄金水」「延命水」と呼ばれてきた、清めの水です。人ばかりでとても写真が撮れませんでしたので、行ってみて下さいね。

さて、すこし前後しますが、本殿を出たところの脇にある地主神社を案内します。

地主神社

地主神社

縁結びで有名で、修学旅行の女子高校生などや若い女性やカップルがたむろしています。写真の本殿は重要文化財で趣がある感じですが、境内は派手で、ミーハーな神社のようですが、由緒のある神社です。たぶん、霊験もあらたかだと思います、うらやましい。。。

境内にある恋占いの石と言うものがあり、目をつむってたどり着けば、恋が叶うと言うことらしいです。なんだか、うそっぽいと思っていたら、最近の研究で縄文時代の石らしいです。うーん、由緒ありますね。真面目にお参りする価値がありそうです。一応お参りしておきました。一応なんて態度では、、、、やはり。

地主桜

地主神社の境内にある、地主桜です。八重と一重の桜が同時に咲く、珍種で、日本にもここに一本あるだけだそうです。やはり不思議な神社です。

清水寺と地主神社の観光データ

清水寺へどうぞ。そして、地主神社もお忘れなく。死ぬ気で成したいことがある方、恋をかなえたい方は、特にお奨めします。

清水寺を下っていけば、八坂神社へも歩いて行けます。
歩いて行く途中に人力車が営業していますので、疲れたら乗れます。地主神社にお参りした後で、注目されたいカップルもどうぞ。

〒605-0862
京都府京都市東山区清水1丁目294  → 地図
TEL 075-551-1234

拝観料
大人300円 小中学生200円

夜間特別拝観料
大人400円 小中学生200円
夜間特別拝観の期間は年ごとに変更になります。→ HP

車椅子利用

車椅子の方は、こちらで拝観マップがダウンロード出来ます。

清水寺までは、五条坂を通って右に斜めに折れる茶碗坂を車で走ります。観光者が歩いていますので気を付けて下さい。
清水寺の鉄柵の扉のある境内入口につきます。
インターフォンがありますので、車椅子で参拝したい旨を伝えると、遠隔操作で鍵を開けて頂けます。
ポール等の車止めは、介助者の方が動かして、元に戻してください。

清水寺の車椅子利用

この朝倉堂の側まで車で行けます。
説明看板がありますが、ここで降車し、車は少し戻り、池の畔などの駐車スペースに駐めます。

宿泊

宿泊は → 京都の宿

 

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