嵐山の竹林の小径は長さ400メートルに及び、またその美しさで有名ですよね。嵐山近くを訪れたら、絶対に行って欲しいところの1つですよ。

野宮神社から大河内山荘庭園の間で、その中間ぐらいに天龍寺の北門があります。大河内山荘庭園の近くには嵐山公園があります。
竹林の小径はどちらから通ると良いかというような議論がありますが、私はこの地域を一体として観光することを推奨します。

竹林の小径図

そのルートなのですが、あえて独断と偏見で答えると、こうなります。

天龍寺と天龍寺庭園の見学 → 北門から竹林の小径へ → 大河内山荘庭園方面へ → 大河内山荘庭園、もしくは嵐山公園見学、又は両方 → 竹林の小径を引き返す → 野宮神社

突っ込みどころ満載とは思いますが、すべて近隣にあり、美しいところばかりで、それらをすべて堪能するには、どこかで経路に重複するところが出ます。
であれば、竹林の小径の特に良さげなところを往復するというルートに行き着きました。

竹林の小径の道中で天龍寺の見学を入れると、本堂まで見た場合、北門に戻れません(二重に拝観料を払えば可)。やはり本堂から見る庭園も見て頂きたいのです。
最初にもしくは後で、竹林の小径を一方向に通り、天龍寺を別個で見学というルートも取れますが、やはり庭園内部を引き返すという行程が発生し、無駄な経路も出ます。
素直に、竹林の小径を一部往復することが最適です。その場合、大河内山荘庭園で抹茶を飲みながら休憩をします。大河内山荘庭園は抹茶代込みで入園料(千円)が掛かりますが、節約する場合は、嵐山公園(亀山地区)で休憩をします。

竹林の小径

とこまでも続く、さわやかで贅沢な静寂の竹林の道。はい、ありません。いやあ、観光客の群れですね。

竹林の小径竹林の小径の写真はたくさん撮りましたが、特に日が悪く、人だらけで、この写真が1番ましでしたね。
嵐山には、ぜひ宿泊で訪れることをお奨めします。
本当は、宿泊して、私が提示したルートよりも、竹林の小径を単独で、早朝、あるいは遅い夕方の観光客の居ない散策もお奨めします。

紅葉の時期はライトアップがありますので、夜の散策も出来ますが、やはり夜も時期的に人が多く、平日がお奨めです。

なお、嵯峨野では街のあちこちで人力車の営業をしており、人力車でこの竹林の小径を通ることが出来ます。

竹林それにしても、この辺りは、本当に竹林が美しいですね。この写真は天龍寺庭園から見た竹林の小径方面の竹林です。

野宮神社

野宮神社は、竹林の小径の終端、あるいは先端に位置する小さな神社です。古来の原木のままの鳥居、黒木鳥居で有名ですね。

歴史的には、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする豊鍬入姫命を始めとする斎王が、伊勢へ行く前に身を清めた「野宮」に由来している神社のようです。
野宮はその都度、場所が変わりますが、やがてこの地でいつも行うことになったようです。

都を出て、身を清めて、それから、伊勢神宮に向かいました。つまり穢れを払う聖地のようなところでした。太古の昔から清浄な地であったのでしょう。
源氏物語「賢木の巻」で言及されているようです。

その風習がなくなり、天照大神を祀る神社になりましたが、一時、衰退したようです。しかし、後奈良天皇や中御門天皇らの勅命により再興され、その後も皇室により保護された特別な存在だったようです。

もっとも、ほとんどの方には、縁結びの神様や、願いを叶える神石のあるパワースポットで知られています。

野宮神社小さな神社で、境内もそれほど広くありません。質素にこもって身を清める清浄の地の住居跡だったからでしょう。
でも、全国からの信仰も多く、観光客も多く、人だかりです。

黒木鳥居これが原木のままの鳥居、黒木鳥居です。
もっとも原始的で古い鳥居の様式で、この神社の由来の古さ、太古からの歴史がわかりますね。

二千年以上前に、皇室に祀っていた三種の神器の1つ八咫鏡をご神体とする天照大神が伊勢の地に鎮座しました。
以来、南北朝の戦乱で廃止されるまで、皇室から斎王が派遣されます。

その伊勢に行くのは、近親者で未婚で霊力を持った巫女と決まっていました。
そのまま伊勢に行くことは出来ませんので、一年以上(三年とも言われます)、身を清めるために野宮に留まりました。

野宮(ののみや)というのは、野にあるお宮の意味でしょう。
当時は深い森の中で、祈りや霊力の修行の場でもあるわけですから、お祭りの斎宮行列とは違い、従者は限られた人々で、大工さんや身の回りの世話をする人はあまり居なかったはずです。至れり尽くせりでは、修行になりませんからね。
つまり、ほとんどが限られた女手の巫女で作る鳥居は、丸太を組み合わせただけのものだったということなのでしょう。

野宮神社本殿野宮神社の本殿です。
不敬ではありますが、祠(ほこら)に毛が生えたような大きさです。他の神殿もほとんど祠ですね。
でも、この参拝者の数。並んでいますよ。普段でも行列が出来る神社です。

野宮神社でも、本殿以外はこんな感じ。まあ、こんなものですね。こじんまりしているので、ちゃんとお参りしましょうね。

神石こちらは、願いが叶うことで有名な神石(亀石)と、野宮大黒天(良縁)の神様です。本殿の左のほう、竹林の小径寄りにありますね。

すぐそばなのに、意外に人が少ないようです。カップルが多いようですが、恋の神社として、本殿でお祈りすればって、ほとんどの人が思っているんですね。
本殿も大切ですけど、こちらの野宮大黒天様が良縁の神様ですから~。

神石(お亀石)こちら、パワーがあるとされている神石(お亀石)です。亀に似ていますでしょうか。

この神石をなでながら、願いをお祈りすると、なんとなんと、一年以内に叶うそうです。
そう言う話って、たくさんありますが、一年以内って、期限を区切って伝わっているのは、すごいですよ。ほとんどの方が一年以内に叶っているということですよ。それでなければ、期限が消えて伝わるはずですから。

竹林の小径、野宮神社観光案内

竹林の小径

〒616-8393
京都府京都市右京区嵯峨小倉山田渕山町 近辺 → 地図

公道です。人力車が通ります。
希に観光客を乗せたタクシーが無理矢理入ってくることがありますので、注意してください。

野宮神社

〒616-8393
京都市右京区嵯峨野宮町1 → 地図 → HP

御祭神
御本殿 野宮大神(天照皇大神) 白福稲荷大明神
白福稲荷大明神
境内社
御本殿右側 愛宕大神・・・鎮火勝運
御本殿左側 白峰弁財天・・・芸能上達
白福稲荷大明神・・・子宝安産、商売繁盛
大山弁財天・・・交通安全、財運向上
野宮大黒天・・・良縁結婚

宿泊

嵯峨野嵐山周辺は見どころ多し、宿泊を推奨します。

嵯峨野、嵐山の宿泊  お奨めは、京都嵐山温泉 花伝抄

竹林の小径に比較的に近いのは、
ホテル ビナリオ嵯峨嵐山(コミュニティ嵯峨野)
京都・嵐山 ご清遊の宿 らんざん
公立学校共済組合嵐山保養所 花のいえ
京都 嵐山温泉 渡月亭