安土城は城の歴史を変えた城でした。
織田信長は希有な人材で、様々な天才性に満ちていました。戦いも変えました。
それは鉄砲隊や鉄甲船を取り入れた目に見えた革新性だけではありません。
いったん他国へ攻め込めば、略奪で物質を調達するのは当たり前の時代に、自軍を敵国領内でも領民から金銭で物資を調達する、あるいは補給路を確保する近代的な軍隊にしていました。
その経済からの軍事戦略、そして、楽市楽座の経済政策、これは尾張の小国であった時から同じでした。経済力は戦力であると、明確に捉えていたからこそ、織田信長の一時代がありました。

安土城は、山城として区分されますが、天然の要害としての山城ではありません。山の上に城が有るのでは無く、山一つ全体が城でした。
山城の歴史を変えただけでなく、城の歴史も変えました。日本だけでなく、当時の宣教使によって、ヨーロッパにも紹介され、その絢爛豪華さは驚愕と共に語られました。

当時、世界に類を見ない高層木造建造物で、下層は内部が吹き抜けに成っており、上層は八角形であったようです。
数々の復元モデルや復元案がありますが、資料が少ないために、確かなこともは分かりません。完成してから3年あまりで消失してしまいましたので、数々の謎を残しています。

大手門からまっすぐに延びる石段や、全山のほとんどを開発し尽くしていて、戦いのための城ではなかったことは想像が付いています。
安土城は、政治の場であり、畏怖を示す建物であり、琵琶湖の水路を使用した経済活動の場でもありました。

天下布武を知ら示す城だったのですね。

滋賀県立安土城考古博物館滋賀県立安土城考古博物館です。安土城趾から、一キロぐらい離れた公園にあります。
残念ながら、訪れた日は休館日でした。

安土城天主信長の館こちらは、安土城考古博物館の直ぐそばの文芸の里にある、安土城天主 信長の館です。安土城考古博物館とは共通券があります。
1992年のスペイン・セビリア万博へ出展された安土城の天主5~6階部分の原寸大復元模型が展示されています。

安土城は、天守と言わず、天主と名付けられています。

信長の館内部には、天主の復元模型の他には、当時の料理の模造サンプルなども並べられていいます。
天主は、復元モデルとは言え、著作権で撮影禁止でした。

安土城趾

こちらは、安土城跡の休憩所のガイダンス施設に展示してある、復元モデルです。

安土城天主
あくまで、5~6階部分ですが、大まかにこういった感じです。正確な資料が失われているため、各復元モデルで微妙な違いがあります。
信長の館もそうでしたが、6階部分は金色、つまり金箔が貼ってあります。。

安土城天主安土城跡の休憩所のガイダンス施設の模型を別の角度から撮影しています。

、安土城跡の休憩所のガイダンス施設5階部分の模型の内部ですが精密に出来ています。

、安土城跡の休憩所のガイダンス施設6階部分の模型の内部です。

安土城趾安土城の大手門跡に向かう道です。前方が安土山ですが、両側も石垣だらけです。

安土城趾大手門跡から、まっすぐに伸びる大きな石段の道です。

安土城城趾このようにまっすぐに伸びる道は、防衛戦を行う城の常識とは違います。宮殿の性格が強かったと思われます。

安土城趾安土山の麓辺りをぐるりと見ています。どこもかしこも石垣です。

安土城趾どこまでいっても石垣になっています。
天下の安土城に何も残っていないと、嘆かれる向きもありますが、この全山を覆い尽くす石垣は、尋常なものではありません。

安土城趾木が崩していますが、石垣ですね。

安土城趾ここも崩れた石垣です。
この安土城には数々の謎があり、その1つに、行方不明の巨石があります。
運び上げるのに一万人を要した巨石があり、あまりの大きさに途中で事故があり、150人が下敷きになり被災したと言われます。
その巨石がまだ見つかっていません。

安土城趾ここはかまど跡と思われます。

安土城の跡を見て、何も残っていないと思われる方もあるでしょう。しかし、安土全山、そのものを城にした、その壮大さに圧倒される方もいると思いますね。

安土城観光案内

安土城趾

滋賀県近江八幡市安土町下豊浦 → 地図 → HP
入山料 大人700円 小人200円

問い合わせは、安土駅前観光案内所へ
TEL:0748-46-4234 FAX:0748-46-4234

滋賀県立安土城考古博物館

〒521-1311
滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6678 → 地図 → HP
TEL 0748-46-2424  FAX 0748-46-6140

休館日:月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は翌日)、年始年末

大人450円 高大生300円

安土城天主 信長の館

滋賀県近江八幡市安土町桑実寺800番地 → 地図 → HP
TEL:0748-46-6512

安土城郭資料館

滋賀県近江八幡市安土町小中700 → 地図 → HP
TEL:0748-46-5616 FAX:0748-46-7050

宿泊

宿泊は、近江八幡市、及び周辺の宿

特にお奨めは、料亭旅館やす井、 彦根キャッスル リゾート&スパ、 セトレ マリーナびわ湖永源寺温泉 八風の湯 宿「八風別館」

近江八幡ステーションホテルホテルニューオウミ(ホテルニューオータニ アソシエイト)、など。

又は、少し離れた山手側ですが、リーズナブルで部屋も広い、以前紹介した、甲賀の一軒宿、大河原温泉