近江商人の発祥の地として歴史的な街並みを残している近江八幡は、琵琶湖に面した街で、水郷めぐりで有名な、水の古都です。

近江八幡の街並みを散策しながら、八幡堀や八幡宮、八幡山ロープウェーから、八幡山城跡、そして、水郷めぐりもしてみたいと思います。

車は参拝時に日牟禮八幡宮の境内に駐めることも出来ますが、土日や混雑期は難しいと思います。
市営の観光駐車場がいくつかありますので、そちらがよろしいでしょう。市営駐車場に比べてコインパーキングの方が安いところがあるようですので、そちらでも良いでしょうね。

市営小幡観光駐車場こちらは、市営小幡観光駐車場(0748-33-2411)です。一回税別500円程度で、比較的に、八幡堀、八幡宮に近く、街角散策にも便利かも知れません。

近江八幡の街並み

近江八幡観光地図八幡堀付近の観光地図です。小幡観光駐車場より北上して行きます。

近江八幡市営の小幡観光駐車場を裏に抜けた通りです。歴史豊かな街路が続きます。

市立資料館市立資料館です。近江商人の西村太郎右衛門の屋敷跡で、旧近江八幡警察署を利用したいます。

旧西川家住宅こちらは隣接する旧西川家住宅で、重要文化財になっています。
西川利右衛門家は、大文字屋の屋号で、蚊帳や畳表を扱い、江戸、大坂、京都に店を構えていたそうです。

地蔵尊お地蔵様もありました。

近江八幡車の往来のある通りに出ますが、向こうに近江兄弟社の資料館があります。この写真から見て反対側にあたりに、八幡宮の鳥居も面しています。

近江兄弟社メンターム資料館近江兄弟社のメンターム資料館です。

近江兄弟社メンターム資料館
メンソレータムで有名ですが、業績が不振な時にメンソレータムの販売権を手放してしまったので、現在はメンタームと言っています。
こちらの資料館は、もちろん無料です。近江兄弟社本社裏手には、工場と、本社があります。

八幡社さて、こちらは、日牟禮八幡宮の鳥居です。進めば、日牟禮八幡宮がありますが、
直ぐの所に橋が見えていますが、八幡堀に掛かる橋です。橋の袂に堀に降りる道があります。

近江八幡近江八幡市街には、このような道しるべが至る所にあり、現在地や観光地図、付近の観光場所の説明が書いてあります。
驚異的な方向音痴で無い限り、迷うことはありませんよ。

八幡堀

八幡堀八幡堀です。
戦国時代に作られた、琵琶湖と市街地を結ぶ人工の堀で、防衛のための軍事目的と、商業、物流の要としての役割がありました。
近江商人の発展の礎には、信長の楽市楽座もありましたが、この八幡堀もあった訳ですね。

八幡堀生活排水で汚れていましたが、復興運動が始まり、今では堀の底ざらえなど、環境整備が行われています。
でも、まだまだ綺麗とは言えませんが、まあまあですね。写真に噴水のようなものがありますが、装飾としては不自然で、おそらく浄化のために金魚鉢のぶくぶくみたいに、酸素供給をしているものと思います。

八幡堀お堀の両岸には散策路が整備されています。こちらは土蔵が建ち並んでいて、ちょっと良い感じ。
かつて八幡堀には、無数の商船が行き交い、多くの物資が土蔵に運び込まれ、また運び出されていたのでしょう。往時が偲ばれますね。

八幡堀桜の木もありますので、シーズンにはお花見も出来るでしょう。

八幡堀看板が見えますが、表通りからだけでなく、八幡堀の散策路からもお店に入ることが出来るようになっています。

八幡堀こちらは八幡堀巡りの屋形船です。所要時間が約35分で、大人千円ぐらいだと思いました。

日牟禮八幡宮

日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)は、3つの祭神の誉田別尊(ほんたわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比売神(ひめかみ)を奉っている神社で、平安時代が創建になります。

古くから近江商人の信仰を集めていて、元々は八幡山にあったようですが、豊臣秀次が八幡山城築城ために麓に移設して奉ったようです。

日牟禮八幡宮八幡宮の楼門です。神像が両脇にありますから、随身門かも知れません。

舞台八幡宮の能舞台です。

八幡宮こちらは、拝殿です。

本殿本殿になります

本殿本殿を別の角度から写しています。

八幡山城趾と八幡山ロープウェー

日牟禮八幡宮の直ぐ近くに、八幡山ロープウェーの麓の駅があります。直ぐ近くと言いましたが、歩いて30秒?、1分?、3分ないよね?そんな感じです。

公園前駅八幡山はそれほど大きな山ではありません。
公園前駅(山麓駅) から、 八幡城址駅(山頂駅)まで、543m、高低差157mの小さなロープウェーです。

八幡山は、元々、日牟禮八幡宮が奉ってあり、その後、八幡宮を麓に移築して八幡山城になりました。廃城後、村雲瑞龍寺門跡になっています。
そして、現在は、、、地域活性化支援センターの恋人の聖地に指定されているようです。

八幡山ロープウエイロープウェーは、うーん、普通ですね。

八幡山小さな山とは言え、琵琶湖のほとりにある天然の要塞ですね。お城を作るにはちょうど良いって感じもします。
毎日歩いて登城した方もいると思いますが、体力が付くでしょうね。

八幡山観光地図山頂の観光案内です。山頂駅から、ぐるっと回って元に戻るコースで、見学しがてら、ゆっくり歩いて30分?、あちこちで景色に見とれて、おにぎりなど食べたりして1時間? まあ、そんな感じでしょうね。

近江八幡、八幡山散策お堂を通り過ぎて、西の丸跡に向かって歩いています。散策路はきちんと整備されていて、歩きやすいですね。

八幡山城西の丸跡西の丸跡です。ちょっとしたモニュメントがある小さなひろばです。北の丸跡へ3分と案内があります。西の丸西の丸の展望案内写真と、琵琶湖です。城下もよく見えます。

八幡山城西の丸から天気が悪く、ちょっとかすんでいますが、琵琶湖がよく見えます。

八幡山城こちらは散策路から見た琵琶湖です。北の丸方面から、西の丸方面を見ています。見えている祠は、龍神堂です。

八幡山城北の丸こちらが北の丸です。ハートマークのイルミネーションのモニュメントがありますね。

八幡山城の北の丸から北の丸からの展望ですよ。

村雲御所瑞龍寺寺門跡村雲御所瑞龍寺寺門跡です。元々八幡山城の本丸のあった場所に位置します。

村雲御所瑞龍寺寺門跡八幡山のあちこちに石垣があり、城跡だと言う事をよく示しています。本丸の辺りには、特に石垣が残っています。

村雲御所瑞龍寺寺門跡村雲御所瑞龍寺寺門跡です。日蓮宗のお寺です。
元々は、八幡山城の本丸で、城主豊臣秀次は、要するに豊臣秀吉の養子です。秀吉の実子、秀頼が生まれた後、謀反の疑いで、強制的に出家させられ、その後、切腹して果てました。
この事件は、秀頼に継がせるのに邪魔になり、自害させられた、身の潔白のために自ら果てたなど、諸説あります。謀反の真相は分かりませんが、お互いに疑心暗鬼の日々だったのでしょうね。

門跡と言うのは、廃寺になり、門の跡が残っているだけの寺院と思っていましたが、拝観が出来るとなっていますので、廃寺ではないわけですね。
門跡寺院と言う特別な寺院の名称みたいですね。
調べて見ると、皇族・公家が住職を務める特定の寺院と言う事です。村雲御所となっているのは、そういうわけですか。

秀次の実母(秀吉の姉、智)瑞龍院日秀尼によって、秀次一族郎党の非業の死を弔うために文禄5年(1596年)に、このお寺が創建されました。
後陽成(ごようぜい)天皇から、村雲の寺地、瑞龍寺の寺号、さらに寺禄1千石を賜りました。また代々の貫首は皇族、公家が勤め、これらにより村雲御所と呼ばれるようになったそうです。

八幡山稲荷社こちらは境内にある稲荷社です。金生(きんしょう)稲荷大明神だそうです。
鳥居が朱色ではなく、黄金色です。狐も金色ですよ。ご利益がありそうです。
ここの大元は、近江商人の信仰を集めた日牟禮八幡宮があった所、楽市楽座の繁栄が偲ばれますね。とはいえ、この稲荷はのちに奉られたものであるみたいです。

八幡山展望台お土産屋さん兼用の展望館です。

展望館こちらは展望館の2階の展望室です。
TVアニメ「ヤマノススメ」らしいのですが、このアニメって何でしょう。ちょっと関係を調べ忘れて、分かりません。

恋人の聖地展望館の裏手には、恋人の聖地のモニュメントがあります。

祈願瓦奉納所祈願瓦奉納所がありますね。瓦は売店で売っています。恋人の鍵と同じようなもので、先ほどのお寺とは関係ないと思います。

展望館から展望館から見た遠景です。見にくいかも知れませんが、真ん中の山々の手前の小さな山が安土山です。
下に見える建物は、ロープウエイの山頂駅ですね。

八幡山ロープウエイでは、またロープウエイで降りていきます。
足に覚えと時間があれば、ハイキングで登ることもさほど難しい山ではないでしょう。登山道もありますので、片道キップで登りか降りのどちらかを歩いても良いかも知れません。

水郷めぐり

近江八幡の水郷めぐりは、西の湖を中心とした、琵琶湖八景の一つ「春色・安土八幡の水郷」、琵琶湖国定公園第2種特別地域になっている湿地帯を梃子き舟、又はエンジン船で巡るものです。西の湖はラムサール条約湿地登録エリアとして保護されています。

水郷めぐりの遊覧船の発着所は、5箇所(5社)ほどあります。
一番近いところであれば、市街観光からそのまま歩いていけないことはありませんが、やはり少し距離があります。乗り場には駐車場が付設していますので、車で移動した方が良いでしょう。

近江八幡水郷めぐりこういった手こぎ舟と、エンジン船(中にはソーラー船)でやっている所があります。どちらが良いかは好みですが、手こぎの舟のほうが狭い浅瀬も進んでいけます。

水郷めぐり湿地帯をめぐり、西の湖に向かいます。

近江八幡水郷めぐり

各社、各コースによって違いますが、概ね60分から80分のコースになります。

近江八幡観光案内

近江八幡は、歴史的建造物や街並みの保存運動も盛んで、近江商人、八幡商人の街並みや、八幡堀周辺の散策と、八幡城趾跡からの琵琶湖などの眺め、日牟禮八幡宮の参拝。
美術館や資料館も点在していますので、ほぼ一日楽しめると思います。

少し郊外に水郷めぐり、琵琶湖で唯一の有人の島、沖島があります。
このページで紹介した八幡山城跡だけでなく、有名な安土城跡の安土山(別ページで紹介)を始め、多くの城跡が点在します。
他にも近江八幡周辺に見どころが満載です。

一般社団法人 近江八幡観光物産協会 → HP

近江八幡駅北口観光案内所
〒523-0891 近江八幡市鷹飼町無番地 → 地図
TEL:0748-33-6061 FAX:0748-32-4125

安土駅前観光案内所
〒521-1341 近江八幡市安土町上豊浦1714 → 地図
TEL:0748-46-4234 FAX:0748-46-4234

白雲館観光案内所
〒523-0864 近江八幡市為心町元9番地 → 地図
TEL:0748-32-7003 FAX:0748-31-2393

日牟禮八幡宮

日牟禮八幡宮社務所
〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町257 → 地図 → HP
電話 0748-32-3151
FAX 0748-32-8665

八幡山ロープウェー

滋賀県近江八幡市宮内町 → 地図 → HP
TEL: 0748-32-0303

年中無休(9:00から17:00)15分間隔運航。
大人往復880円、片道490円。子供往復440円、片道250円。

水郷めぐり

定期船(乗り合い)と貸し切り船があります。
貸し切りは原則予約が必要です。定期船は冬期は休業しているところがありますので注意してください。
定員は会社にも寄りますが、グループの人数が多ければ乗り合いでなく、一隻貸し切りで仕立てても良いでしょう。その方がお得です。
お弁当付きもありますが、屋台船の中でのすき焼きコースなどもあるようですが、舟が狭いのですき焼きは窮屈かも知れません。

料金その他は、各社HPでご覧下さい。
概ね乗り合い定期船で、税別、大人2000円程度。小学生1000円程度。貸し切りは人数やコースに寄って違いますが、6人乗りで1万円弱です。

手こぎ船

近江八幡和船観光協同組合
近江八幡市北之庄町880 → 地図 → HP
TEL 0748-32-2564

㈱水郷のさと まるやま
近江八幡市円山町1467-3 → 地図 → HP
TEL 0748-32-2333

エンジン船

びわ湖観光株式会社
近江八幡市中之庄町639-1 → 地図 → HP
TEL 0748-32-2131

島真珠水郷観光船部
近江八幡市円山町224 → 地図 → HP
TEL 0748-32-3527

八幡堀めぐり (八幡堀のみ巡ります。大人千円程度)
近江八幡市多賀町743 → 地図
TEL 0748-33-5020

宿泊

宿泊は、近江八幡市、及び周辺の宿

特にお奨めは、料亭旅館やす井、 彦根キャッスル リゾート&スパ、 セトレ マリーナびわ湖永源寺温泉 八風の湯 宿「八風別館」

近江八幡ステーションホテルホテルニューオウミ(ホテルニューオータニ アソシエイト)、など。

又は、少し離れた山手側ですが、リーズナブルで部屋も広い、以前紹介した、甲賀の一軒宿、大河原温泉