濁河温泉は御嶽山の岐阜県側7合目、標高1800mの秘湯ですが、なんと通年車で行くことが可能です。このようなところは他に群馬県の万座温泉があるのみですが、秘湯らしいと言えば、この濁河温泉です。

御嶽山の登山基地の1つにもなっており、周辺に10軒ばかりの小さな旅館、及び公営の露天風呂があります。もちろん夏でも比較的に涼しく、冬でもチェーンやスノータイヤだけで、容易に車でたどり着くことが出来ます。公営の露天風呂は4月下旬から11月上旬までの営業。

泉質は含土類芒硝泉で、濁河(にごりご)の名の通り、濁湯です。濁河は温泉が混じり化学反応で濁った川、濁河川に由来します。

さて、秘湯を堪能してみましょう。

今回は旅館御岳にお邪魔しました。

濁河温泉で1番大きな旅館ですが、谷間の露天風呂の、「渓谷露天風呂」(日帰り入浴可能)が有名です。そればかりでなく、私設の天文台を持っていて、天体観測が出来るのです。

旅館御岳

ところが、写真では晴れているのですが、夜になるにつれ曇ってきて、天体観測は出来ませんでした。晴れていれば満天の星空が見えるそうですので、残念です。

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部屋の窓から眺めた景色です。周囲はすべて山です。集落などの光源になりそうな物はなく、夜、晴れれば星空が綺麗なことが想像できます。

旅館御岳

やはり少し曇っていますね。

旅館御岳の部屋

ツインルームの1例です。少し古めですが、清掃は行き届いていて、設備もシティホテルなどと比べて普通です。うーん、標高1800メートルの秘湯の宿にしては何だかなあというところですが、逆に言えば安心して泊まれます。

温泉街には他にも秘湯らしい宿などを始め、十数軒がありますが、温泉街というような感じではなく、森の中に宿が散在しています。

 混浴渓谷露天風呂へ

それでは、濁河温泉の旅館御岳の渓谷露天風呂に挑戦してみましょうか。こちらはもちろん、、、もちろんってなんだか分かりませんが、混浴です。そうそう混浴なのです。

さて、行きますよ。おっと、入り口には、渓谷ならぬ警告が、、、

渓谷露天風呂の警告

高低差50メートル、階段160段、混浴に浮かれて行くと、ひどい目に合いますよっていう、警告です。

混浴を制覇するのにこのようなハードルがあったとは、、、むむ、しかし、ここまで来て引き下がるわけには行きません。決行です。なあに、所詮は旅館の中の露天風呂、たかが知れています、ですよね? 一抹の不安。

渓谷露天風呂

しっかりと通路は確保されています。入り口の近辺に履き物(ビニール製突っかけ)が用意されているので、スリッパのままで行くわけでもありませんし、足元も歩きやすいように確保されています。

渓谷露天風呂

次第に下って行きますが、割となだらかで、歩きやすい感じです。

渓谷露天風呂

渓谷露天風呂

旅館御岳、女の滝

渓谷が見えます。途中、滝の案内がありましたが、晴れが続くと枯れ滝になるようで、流れていませんでした。清々しい空気と水の音、ちょっとした冒険遊びを浴衣での散歩気分で、、、なんとも素晴らしいです。

冒険遊び

途中にコンクリートのトンネルなどもあります。秘境気分満点です。

旅館御岳

冒険遊び

いやあ、なんだか、すごいです。大丈夫かいな、あはは。それにしても、混浴露天風呂はまだなんでしょうか。楽しい試練は続きます。

そうこうするうちに、やっと見えてきました。

混浴露天風呂

あの赤い屋根が目的の露天風呂です。脱衣所の屋根のようです。

混浴露天風呂

こちらが脱衣場の入り口です。あれ、男女別? 混浴ではなかったの? 紳士淑女の皆さん、御安心下さい。

脱衣所のみ別で、お風呂は混浴です。良かったですね。さて、お風呂の入り口がこちらです。

混浴露天風呂

脱衣場から、露天風呂への扉を見たところです。ここから先が混浴露天風呂です。しかし、

以降は、自己検閲です。残念でした。。。。

と言うと、顰蹙を買いそうなので、お風呂の写真だけ。

 

渓谷露天風呂

なかなか、素晴らしい露天風呂です。熱い源泉が注ぎ込まれていて、場所によって温度が違います。手前のほうがぬるくなっていますので、暑がりな方も安心です。

渓谷露天風呂、混浴です。

渓谷にありますので、直ぐ横の下を谷川が流れていて癒されます。

混浴ですが、バスタオルなどの着用は許可されていて、女性の方はバスタオルを巻かれています。水着の着用も可能ですが、泉質のため、着色してしまいますので、旅館のバスタオル(黄色)を使われるのがよろしいようです。

また、この渓谷露天風呂には洗い場はありません。体や髪を洗われる場合は、旅館の大浴場(露天風呂もあり)をご利用下さい。利用時間も渓谷露天風呂は、6:00~21:00になっています。

その他の注意は一般的なことだけですが、長風呂は禁物です。長湯をすると、悲惨なことに、、、

そうです。あの道を今度は登っていく必要があります。正直言って、下るのは簡単です。登るのも普通の体力の方なら楽勝です。しかし、長湯をして、結構出来上がった後で、登るのは無謀ですよ。行きはよいよい、帰りは怖い。

内風呂

内風呂は深夜の利用も可能で、男女別に別れています。それぞれに露天風呂も用意されていて、お年寄りの方や女性の方でバスタオルを巻いても混浴は恥ずかしいという方は、こちらをお奨めします。

旅館御岳

こちらが内風呂です。こちらは男風呂ですが、女風呂のほうが大きくて設備が立派なようです。(混浴露天風呂を利用しない方でも楽しめるようにしていると思います)

旅館御岳

夜に撮影した内風呂から行ける男の露天風呂です。こちらは満天の星空を見ながら入浴することが出来ます。

今回、夜になって雲が出てきて星空や天文台が楽しめなかったのですが、もう一度行きたいと思います。今日の日本では、天の川が見えるような星空を手軽に眺めることが出来る場所があまりありません。こちらのテラスには足湯もあり、足湯につかりながら、星空を見ることも出来ます。ロマンチックですね。

泉質;含土類芒硝泉、色は基本的には茶色系ですが、日により微妙に変わります。

紹介した宿は、→  濁河温泉 旅館御岳

その他の濁河温泉の宿はこちら