三河湖は、羽布(はぶ)ダムによってせき止められて出来た人造湖です。要するにダム湖ですね。愛知高原国定公園にあり、ダム湖百選にも選ばれている湖で、夏や紅葉のシーズンには多くの人が訪れるレクレーションの場です。
ダム湖百選というのは、自然と親しむリクレーション施設としてや観光面からの選定をされています(執筆時65の選定数)。
周辺には、観光旅館、飲食店、観光施設が点在します。
三河湖のあるところは、豊田市羽布町鬼の平と言う地名になっています。町村合併によって豊田市になったわけですが、それにしても鬼の平って、どう言った経緯で付けられた地名なのか、興味深いですね。
こちらが三河湖です。観光用のボート乗り場が見えています。夏の観光シーズンが終わったところなので閑散としています。
三河湖観光センターと、その駐車場です。レストランと、お土産屋さん、そして、産直青果物の販売所があります。大きな五平餅がおすすめです。
羽布ダム
ダム観光は駐車場がありませんので、ここに車を止めます。ダムは駐車場の入り口を出て、直ぐそば(30秒)ですよ。
ダム百選の碑です。2800あるダム湖の中から選ばれたと書いてありますね。三河湖の何がすごいのか良くわかりませんが、紅葉の時期など綺麗そうな湖ですね。
羽布ダムは11年掛けて作ったと言う事です。重力コンクリート式、要するにコンクリートの塊の重さでせき止めていますよという事ですね。
ダムの堤上です。長さが400メートルあります。
反対側です。結構大きいですね。
水門から流れ落ちる水です。迫力があります。農業灌漑用水用のダムですから、放出を見ることが出来ますね。発電用のダムではこうした流れを見ることは出来ません。
写真の右上に車が止まっている空き地がありますが、駐車場になっていて、入っていくことが出来ます。上から落ちてくる水を見ると、ものすごく迫力がありますよ。撮影時は工事中で通行止めでした。
ダムの堤の上から見た三河湖です。ダム湖ですから入り組んでいて全景は見えません。
逆側から、ダムの堤を見ています。さて、この写真の撮影ポイントも紹介します。
三河湖散策
三河湖観光センターから、ちょっとした散策路があります。ぐるりと一周して30分程度、途中でのんびりベンチで湖を見て1時間程度でしょうか。途中、旅館や鰻屋などもありますね。
バンガローがありました。夏が終わった後で、閑散としています。この中を抜けていきます。
左側に森林。
右側に湖。
気持が良いですね。道は歩きやすくて小学校低学年でも大丈夫です。
深山の長命泉
こちらは三河湖を上の方へ車で2分程度行ったところの道路沿いにある泉です。美味しいですよ。
香恋の里
後日、根池に行くときに訪れたら、香恋(かれん)の里というものがダムの下方に出来ていましたので、紹介だけしますね。
散策のための公園みたいですね。
香恋の里から見えるダムです。
香恋の館
こんな感じですね。
三河湖の観光
三河湖は新緑の季節や夏、紅葉のシーズンなどに、魚釣りやボート遊覧、川などでの水遊び、キャンプに、家族連れやグループで賑わいます。
しかし、それ以外の季節は割とひっそりとしていますので、のんびりと自然に親しむことも出来ます。大したものは何もないとも言えますが、都市部からほどよい距離の自然環境、それが利点ですね。ふと思い立った、ちょっとしたドライブの目的地にも最適です。
宿泊案内
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