浜名湖は、元々は淡水湖でしたが、1498年の明応地震(めいおうじしん)と高潮のため、海と隔てていた陸地が消滅して、海と繋がりました。
ただし、海と繋がっている今切(いまぎれ)は、200メートル程度に過ぎず、段階的に塩分濃度が違う汽水湖となり、魚介類の種類が豊富な湖です。
さて、この浜名湖には、いくつかの遊覧船が走っています。
今回は、舘山寺港やフラワーパーク港から出る浜名湖遊覧船と、東名高速道路の浜名湖サービスエリアから出航する浜名湖SA遊覧船を紹介しますね。
特に高速道路のサービスエリアから出港する遊覧船は珍しいのではないでしょうか。
浜名湖遊覧船
浜名湖遊覧船は浜名湖では一番ポピュラーだと思います。
舘山寺港から出港し、フルーツパーク港を経由して、浜名湖の遊覧をします。帰りは舘山寺港を経由してフラワーパーク港へ戻ります。
舘山寺港には、舘山寺の参拝用有料駐車場しかないため、車の方はフラワーパーク港から乗船が適切です。
フラワーパーク港の隣の駐車場を始めとして、周辺に舘山寺総合公園の駐車場があり、1日200円で駐められます。
こちらがフラワーパーク港です。
30分コースと70分コースがあり、奧浜名湖まで行く70分コースは土日祝祭日のみ運航です。
左に見えているのは駐車場です。
現在の所、この船(奥浜名丸)と双胴船ハイビスカスの二種類です。
遊園地パルパルが見えます。手前のワイヤーはかんざんじロープウエイです。
日本で唯一、湖上を渡るかんざんじロープウエイが来ました。
遊園地パルパルの観覧車です。
岬の先端ですね。
東名高速道路の橋をくぐります。
浜名湖橋ですね。くぐってまた戻ります。
帰路に就きます。
山の上に見えるのは元国民宿舎のかんざんじ荘です。
閉館しましたが、リニューアルして、復活したようです。
舘山寺港に近づいています。
山の上にそびえるのは、舘山寺大観音です。
舘山寺温泉街です。
舘山寺港に到着です。
舘山寺港から乗った人はここで降ります。
船内がガラガラになりましたよ。
今日は、ほとんどの人が舘山寺港から乗船みたいですね。連休でしたので、舘山寺温泉にお泊まり予定の人が多かったのかも知れません。
双胴船ハイビスカスとすれ違いました。70分コースの便かも知れません。
浜名湖SA遊覧船
東名高速の浜名湖サービスエリア内に波止場があります。
浜名湖SAは、上りも下りも同じエリアになりますので、どちら方面に走っている方でも、休憩ついでに遊覧船に乗れます。
乗船時間は20分ですので、ドライズの予定に支障が出ることはないものと思います。
概ねゴールデンウィークやお盆など以外では、土日祝祭日の運航で平日は休みです。
浜名湖SAの浜名湖側にあります。すぐに分かりますよ。
ぷらっとパーク駐車場を利用して歩いてくると、一般道からも来れます。
浜名湖SAは、その眺望の良さで以前から休憩に利用する人が多く、色々な施設が充実してSA自体が観光施設化しつつありますね。
少し小さめの船ですね。
船に乗ってから、浜名湖SA側を撮影しています。
船が小さいだけに海が身近です。少し揺れますが、ちょっと楽しいですね。
舘山寺温泉街です。
舘山寺温泉観光浮見堂桟橋です。
東名高速道路の浜名湖橋です。
うん、やっぱりくぐりますか。
浜名湖遊覧船案内
浜名湖遊覧船
浜名湖遊覧船株式会社 → WEBサイト
〒431-1209
浜松市西区舘山寺町2226-1
TEL:053-487-0228
FAX:053-487-0740
浜名湖唯一の定期運航。
お奨めは、フラワーパーク港
隣等に舘山寺総合公園の駐車場1日200円。
あるいは、舘山寺港
舘山寺駐車場等の民間駐車場を利用。
浜名湖SA遊覧船
概ね冬期を除いて、土日祝祭日運航。
(ゴールデンウィークやお盆は連日営業)要確認のこと。
お問合せ・予約
NPO法人浜名湖観光地域づくり協議会(かんざんじ温泉観光協会) → WEBサイト
電話:053-487-0152
FAX:053-487-0862
東名高速道路、浜名湖サービスエリア発着 → 地図
浜名湖SAは上下線で施設を共用する集約SAです。
※浜名湖には、他にもいくつかの遊覧船の営業あり。
宿泊案内
宿泊は周辺観光と組み合わせ、→ 舘山寺温泉の宿へ。
お奨めは、浜名湖グランドホテルさざなみ館、浜名湖かんざんじ温泉 ホテル 九重、ホテル ウェルシーズン浜名湖、アクアペンション クッチェッタ、浜名湖かんざんじ温泉 山水館欣龍、海鮮の宿 松島館、スーパーホテル浜松 天然温泉「浜松出世の湯」、THE HAMANAKO(ザ 浜名湖)など。
もしくは弁天島温泉もよろしいです。
コメント・感想・情報提供・大歓迎です。(日本語を含まない投稿はスパム対策により無視されます)