奥大井湖上駅と吊り橋｜観光旅行は穴場と定番のベストミックス

奥大井にはすてきな観光スポットが満載です。なんと言っても秘境の駅、湖上駅と吊り橋。

それらを探索して見ましょう。
他の奥大井の観光地の記事、寸又峡の夢の吊り橋、寸又峡温泉、大井川鐵道の旅なども参照してください。

塩郷の吊り橋

奥大井には数々の吊り橋があります。もっとも有名なものは、寸又峡の夢の吊り橋ですが、この塩郷の吊り橋も有名です。正式名、久野脇橋（別名、恋金橋）

大井川鐵道大井川本線の塩郷駅の所にあり、また県道77号線沿いにあり、湖上駅を始め、奥大井の様々な観光地めぐりのついでに渡って見ることが出来ます。

長さ220m、高さ10m～13mで、大井川に掛かる吊り橋で一番長く、寸又峡の吊り橋より規模が大きく、また、怖いです（笑）。ちなみに寸又峡の夢の吊り橋は、長さ90m、高さ8m。

怖いと言っても、難なく往復が出来ますが、私の前に渡っていたおばさん二人組の一人は怖いと言って途中で断念。
もう一人も中央部から引き返して来ましたが、こちらはおそらく連れが帰ってしまったので、お付き合いでしょう。つまり恐がりの人は駄目って所でしょうか？

塩郷の吊り橋の駐車場です。道路の反対側に見えるのは、塩郷駅です。
この写真は、千頭方面へ向かって見ていますが、県道77号線を北上するとこのような看板がありますので、容易に分かります。

駐車場はこんな感じ。駐められる台数は少ないですが、空いています。

こちらが吊り橋の所の大井川鐵道大井川本線の塩郷駅です。写真の向こうに吊り橋が見えます。駐車場の反対側です。

ここはSL急行が通過する駅で、乗降は出来ませんが、写真を撮ることが出来ます。入場は無料（無人駅）です。
また、吊り橋の所から駅舎とSLを撮ることも出来ますね。

駐車場の直ぐ近くに少し登っていく道があります。薬師堂入り口とありますが、まっすぐ行くと薬師堂や滝や売店があります。

そちらへは行かず、直ぐの所を右折して10mぐらい登っていくと吊り橋です。

吊り橋のところに石碑があります。奥大井サスペンスブリッジ、恋愛事件と書いてありますね。
ドラマのロケ地になった記念なのでしょうか。

こちらが塩郷の吊り橋です。県道を渡って、大井川を渡ります。
中央部の板は、40センチぐらい？？少し揺れます。

道路から見た写真です。この県道を渡る部分がなんとなく怖いですね。

こちらは、渡りきって反対側から撮った写真です。

この反対側には駐車場はありませんので、こちらへ渡って、元の所に引き返すと言うのが基本になると思いますが、吊り橋の所々にすれ違い用の広くなった場所が儲けられていますので、向こうから人が渡って来ていても大丈夫です。

ただし、一度に10人まで。1m以上は間隔を空けて下さいと書いてありました。安全率を相当見ていると思いますが、大体を目算して帰っていくのが良いでしょう。

両国吊橋

SL急行の終点、千頭の駅から徒歩20分程度の所（両国駅近く）に両国吊り橋があります。
園地になっていて、車を止めるところも少しあります。つり橋の眼下には、南アルプスあぷとライン（井川線）が走っています。もちろん、こちらも湖上駅に向かう途中にあります。

この両国吊り橋は、長さ145ｍ高さ8ｍですし、歩く巾が広く、がっしりと作ってありますので、恐がりの方でも平気です。

両国吊橋からの眺めです。この線路を南アルプスあぷとラインが走ります。あぷとラインとは、急勾配を上るための鉄道システムです。
南アルプスあぷとラインに天下の秘境駅、奥大井湖上駅があります。

奥大井湖上駅

千頭駅から、井川線の南アルプスあぷとラインに乗車しますと、湖上駅に止まります。
千頭駅までSL急行を使い、千頭から南アルプスあぷとラインに乗るという秘境鉄道の旅もお奨めです。
あぷとラインで湖上駅等へ行く場合は、進行方向に対して右側に乗ると川側で景色が良いですよ。また、湖上駅では、いったん降りて周辺を散策して、次の電車にまた乗ってもよろしいと思います。

車で行く場合は、県道388を車で北上して行くと、不動トンネルを通ります。
トンネルを抜けてすぐの200mぐらいの脇道（トンネルを抜けて際の所ではなく、正確に言うと二本目の脇道です）を右に入っていきますと、小さな駐車場があります。
そこから歩いて湖上駅に行けます。

また、お奨めではありませんが、トンネルへ入る直ぐ手前を右に入っていくと、ぎりぎり二台ぐらいの駐車スペースがあります。こちらは土日は止めた方が無難です。