登呂遺跡は弥生時代の後期の集落跡です。
日本で初めて弥生時代の水田跡と住居跡が発掘されました。
出土品も多く、土器、石器、木材製品、金属製品、ガラス製品など、出土品775点が国重要文化財に指定されています。
現在、博物館が併設され、水田跡や住居跡が復元されています。
登呂遺跡
駐車場はこんな感じですね。
案内図です。
復元住居と復元水田と、博物館、及び、なぜか静岡市立芹沢銈介美術館がありますね。
登呂遺跡は一見原っぱです。車のピザ屋が営業しています。広いですね。
復元水田
進んで行くと、水田と住居が見えてきます。
復元した水田ですね。古代米が植えられています。
当たり前ですが、水田跡も大規模に発掘され、復元されています。
復元住居
すべてではありませんが、住居も数多く復元されています。
ほとんどの復元住居は中に入れます。
住居の中に囲炉裏のような火元がありますので、ススがたまっています。
合掌造りというのは、竪穴式住居の進化形なのでしょうか。似ている感じがしますね。
高倉式の倉庫でしょうか。
鼠返しが付いているものもありますね。
発掘された竪穴式住居跡です。これは住居の復元はされていませんね。
火おこしの実演
火おこしの実演・体験は毎日時間をきめて行われています。
火おこしの道具はいくつかありますが、これは舞きり式です。
火おこしの道具の一部も出土しています。
出土から、一時はこの舞きり式と思われましたが、今は違う方式(もみぎり式)と想定されているようですね。もみぎり式の火おこし体験もあるそうです。
湿度があるので、火が付きにくいようです。
雨だとかなり難しいのでしょうね。
乾燥していれば比較的簡単に火が起こるそうです。
火が起きたら、ふうふうして大きくして、植物の繊維が入れてある竹の筒に葉っぱを使ってうつします。
ふうふうすると炎が出てきますが、私もしましたが、難しかったですね。
なかなか付かないので、うんざりされてた気もしますが、湿気の所為です。そうに決まっています。汗。
登呂博物館
登呂博物館は1階は見学自由です。2階は有料で、常設展示と特別展が行われています。
訪問時の特別展は、「実測」で実測図や実測の技術でした。
売店もあります。これは古代米の販売です。
登呂遺跡の観光案内
登呂遺跡 → WEBサイト
〒422-8033
静岡市駿河区登呂五丁目10番5号
TEL:054-285-0476
登呂遺跡博物館の開館時間 9:00~16:30(登呂遺跡公園は24時間解放)
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、祝日・振替休日の翌日、年末年始
火おこし(博物館開館日のみ)
平日
午前10:30、午後14:00
土日祝
午前10:00、11:00、午後13:30、14:30
土器炊飯(赤米)
土曜・日曜・祝日(10:00〜11:45(試食は11:00頃から)
その他、屋外屋内を問わず、様々な体験が行われています。
中止・再開、予約満席も盛んにありますので、WEBサイトを確認してください。
駐車場50台:普通車400円(8時30分~17時)
TEL:054-282-2788
宿泊案内
お奨めは、日本平ホテル、天女の館 羽衣ホテルなど。
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