神倉神社は、権現山(神倉山)の中腹に位置し、熊野三山として祀られる以前に熊野大神が一番最初に降臨された伝説のある聖地であり、古社です。
熊野速玉大社の摂社であり、本宮でもあります。ご神体はごとびき岩です。
日本書紀には、神武天皇が天磐盾(あまのいわたて)に登ったと書かれていますが、この天磐盾が神倉神社です。
五百三十八段の天然石の石段を登ることでも有名で、神秘と伝説のパワースポットとしても有名です。
538段の石段
神倉神社の入り口です。
538段の石段が気になりますが、途中で引き替えしてもいいし、奥の手もあると、気楽な感じで訪れました。
すると、そこには、崖がありました。
崖ですよね。
それとも石の壁でしょうか。城壁? これが538段、どんな試練でしょうか。
女坂
奥の手を出します。その名は女坂です。
写真で見る、二人目の方のいるあたり、鳥居を超えて3メートルぐらいのところの右側です。
分かりに難いですが、注意深く見ると横へそれる道がありますね。これが女坂です。
傾斜の緩やかな道もあるとの情報を仕入れていたのです。楽勝です。
あっ、
うっ、
えっと、女の人のほうがたくましいって言う、落ちですか。
でもまあ、合流地点で下を見ると、女坂のほうが多少良かったのかとも、多少ではなく、微少ですけどね。
ごとびき岩へ
それでもまだまだ、続きます。
千穂ヶ峰登山口という分かれ道があります。
登山口って、すでに登山をしてきましたよねって、声を大にして言いたいです。
まだまだ、続きます。
この時点で引き返すって選択肢は無くなっていました。何かに推されるように登っていきます。
手水場があります。
水も出ていませんし、たまり水っぽくて、ちょっと清めるのは、ためらわれます。
神倉神社の社
神倉神社です。後ろの岩がごとびき岩です。
それにしても何かのパワーを貰ったので、さして疲れず登って来れたと思います。
素晴らしいです。何がという感じですが、感動してきます。
ごとびき岩の側まで行けそうです。
ごとびきと言うのは、地元の方言でヒキガエルのことらしいです。
祀ってあります。
裏側には行けないようです。
こちらは何でしょうか。
さて、ひとしきり神域のパワーを味わった後、下っていきます。
今度は、正規のルートを下ります。
降りるのも大変です。少し怖い感じがします。
振り返っています。
登るのも降りるのもなかなかです。
女坂が良いのか、よく分かりませんが、人により、下りは女坂の方が良いという方もいますね。
行って良かったと思います。
538段の石段はややきついですが、不思議に登れます。
ただし、雨で濡れている時は、注意してください。特に降りるときに踏み外す恐れもあります。
神倉神社の観光案内
ご祭神:天照大神(あまてらすおみかみ)、高倉下命(たかくらじのみこと)
神倉神社 → WEBページ
〒647-0044
和歌山県新宮市神倉1丁目13−8
参拝は24時間可能ですが、深夜は足を踏み外す恐れがあり危険です。
駐車場は:無料
第1駐車場 7台
第2駐車場 13台
神社の入り口の橋の手前50メートル程度に一カ所(出雲大社新宮教会の隣)
その近辺にもう一つ。
宿泊
神倉神社近辺の宿、
または、熊野古道エリアの宿、三重県側の熊野市及び周辺の宿、又は勝浦・串本の宿へ。
熊野の宿 海ひかりは参拝時に使用しましたが、よろしかったです。
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