瀧原宮(たきはらのみや)と同じ発音の皇大神宮摂社 多岐原神社(たきはらじんじゃ)があります。
倭姫命が瀧原(宮)の地へ向かうために、宮川を渡ろうとしていた時に、砂も流れる早瀬があって難儀をしていました。
そのときに、土地の神、真奈胡神(まなこのかみ)の案内で渡ることが出来ました。
お礼にその場所に真奈胡神が祀られたと言う事です。
多岐原神社のすぐ側に、熊野古道の三瀬の渡しがあります。三瀬の渡し付近を渡ったと考えるが普通でしょうね。
瀧原宮からは、約6kmほど離れています。車では10分ほどの距離になります。歩くと1時間ほどです。
瀧原宮とセットでお詣りすることが自然だと思いますが、分かりにくい場所にありますので、ご案内しますね。
多岐原神社
この右側の細い道を進んだ所に多岐原神社があります。
小さな立て札に神社と三瀬(みせ)の渡し跡の表示がありますね。
近くにピラミッド型の山があります。
こちらは、以前、撮った写真ですが、やはりピラミッド型に見えますね。
駐車場はありませんが、この左の道の角の所に、二台ほど駐められます。こんな感じですね。
また、この角を左に曲がってすぐの所に待避所がありますので、自己判断で利用してください。
又は、多岐原神社へ向かう細い道のところに少し駐車スペースがあります。
しかし、地元の方の農作業のための駐車スペースかも知れず、道自体が細いので、バイク程度を隅に少し駐めさせて頂く以外は利用しない方がよろしいかも知れません。
さて、多岐原神社までは、歩きやすい道が続きます。
瀧原宮と同じ物がありますね。詳しくは瀧原宮のページをお読みください。
台風の次の日に訪れましたので、枯れ葉などの落ちていますが、普段は地元の方によって清掃されています。
皇大神宮摂社、多岐原神社に着きました。
小さいながら、厳かな神社です。
閑散としていますが、人はぽつりぽつりと訪れる感じですね。
小さな神社ですが、古殿地があります。
式年遷宮が行われます。内宮やその他の別宮の後に成り、今度は、2020年になるそうです。
多岐原神社のところにある杉の木ですが、瀧原宮の杉と同じく、少しねじれているのがありましたね。
三瀬の渡しと宮川
道は宮川の方へ続いています。
だんだんと道が酷くなります。
台風の後に来たので、細い道が埋もれてしまったのか、最近は整備がされていないかだと思います。
宮川を見ましたら、完全に増水していますので、諦めました。
その替わり、以前訪れた時の写真を紹介します。
三瀬の渡し跡です。熊野古道の一部です。河岸工事の関係で当時の景観とは違っているのが残念です。
同じ場所から撮った宮川です。
こうしてみると、三瀬の渡し跡だけが渡れそうな所ですね。
熊野古道伊勢路は、三瀬の渡しから、三瀬坂峠を通り、瀧原宮のほうへ向かいます。
三瀬坂峠(みせざかとうげ)へ向かう「熊野古道伊勢路」です。
多岐原神社の参拝案内
皇大神宮摂社多岐原神社
〒519-2702
三重県度会郡大紀町三瀬川
地図を参考にしてください。
カーナビで多岐原神社で分かると思います。
宿泊案内
近くの宿は、奥伊勢宮川温泉 奥伊勢フォレストピア宮川山荘。
又は、瀧原宮の近くの宿へ。
あるいは伊勢観光と組み合わせて、志摩・賢島周辺の宿、伊勢・二見浦周辺の宿、鳥羽の宿、松坂の宿へ。
又は、熊野周辺観光と組み合わせて、熊野・尾鷲の宿へ
コメント・感想・情報提供・大歓迎です。(日本語を含まない投稿はスパム対策により無視されます)