東大寺は奈良の大仏さまとして有名な華厳宗大本山です。世界遺産になっています。
周囲は奈良公園でもあり、鹿まみれになりそうですが、行ってみましょう。
奈良の大仏さまの東大寺
南大門
まず、鹿たちが出迎えてくれます。
なんだか、くつろいでいますが、この鹿は野生動物です。天然記念物にも成っていますよ。
しかし、天然記念物がみごとに餌付けされていますね。
東大寺のホームページに餌をやらないで下さいと書いてありましたが、鹿せんべいを売っていますので、無駄なようです。
南大門(なんだいもん)です。
天平創建時の門は平安時代の応和2年(962年)に大風で倒壊し、現在の門は鎌倉時代に再建されたものです。
それにしても時代の桁が違いますね。もちろん国宝です。
朱は剥げてきていますが、すごさがわかります。日本最大級で、25.46メートルあります。
左の金剛力士像です。
こちらは口を開けている阿形像です。怒っている金剛力士像です。
右の金剛力士像の口を閉じている吽形像です。静かな怒りでしょうか。
阿・吽(あ・うん)の両方の形状を置くのは、神社の狛犬でも同じです。たまにどちらか一方しかいない場合もありますが異例です。
鏡池と中門
南大門をくぐると右手に鏡池があります。小島があり、その中に厳島神社があります。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)がご祭神です。神仏習合に於いて、弁天様と同一とされています。
中門です。
享保元年(1716年)に再建されています。南大門に比べてあまり注目されませんが、こちらも重要文化財です。
中門の持国天です。
中門の兜跋毘沙門天です。
金堂(大仏殿)
金堂(大仏殿)です。
二度消失し、二度再建されました。
江戸時代の再建では資材が調達出来ず、11間(けん、86メートル)だったものが、3分の1の7間(57メートル)に成ってしまいました。
今でも世界最大級の木造建築物ですが、もっとすごかったわけです。
入堂口はこの先です。スケールが大きいです。
入堂口です。
桜と大仏殿です。
通路が続きます。突き当たりを右へ行くと大仏殿の中のはずです。
いきなり大仏様にお会いしました。
3メートルの台座に15メートルの大仏様が乗っています。
やはり大きいですね。
大仏と虚空菩薩像です。こちらも大きい。
四天王像の広目天です。
四天王像の多聞天です。すべて巨大です。
残りの四天王はというと、当時、再興が出来ていません。
太い柱と太い釘です。
天井も高いですね。
柱から横に貫が出ていますが、大仏様と言う柱と横の貫を組み合わせて強度を出している建築になっています。
ちょっと分かりにくい部分の写真しかありませんでした。
こちらは南大門の模型です。
東大寺ミュージアムが併設されています。
内部は撮影禁止のため、外部展示のお釈迦様の手です。
東大寺参拝案内
東大寺寺務所 → WEBサイト
〒630-8587
奈良市雑司町406-1
TEL:0742-22-5511
FAX:0742-22-0808
無休。拝観料は大人600円から、要確認
奈良市観光協会
市内観光情報のお問合せ TEL: 0742-22-3900
奈良市観光センター 9:00~18:00
〒630-8228 奈良市上三条町23-4
※18:00~21:00は奈良市総合観光案内所まで(TEL: 0742-27-2223)
駐車場は、周辺の有料駐車場を利用します。
東大寺はほぼ奈良公園と一体化していますので、10分ぐらい歩くことは覚悟してください。
宿泊
宿泊は、 奈良市内、大和高原へ。又は、橿原・大和郡山・天理・生駒、
京都府の宇治・長岡京、あるいは、吉野観光等と組み合わせて、吉野・十津川・天川・五條へ
お奨めはなんと言っても、100年以上の歴史の奈良ホテル。
その他、古都奈良の宿 飛鳥荘、NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち、奈良町家 和鹿彩 別邸、ホテルニューわかさ、奈良ゲストハウス神奈寐、平城宮温泉 かんぽの宿奈良、天然温泉 吉野桜の湯 御宿野乃、奈良 万葉若草の宿 三笠などへ。
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