神宮という社号の神社は、日本中で24社しかありません。
1つもない県も多い中で、淡路島には、伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)があります。
伊弉諾神宮は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祭神としています。
以前は伊弉諾尊だけを祀っていたようですが、昭和7年に二柱を祀るようになったらしいのです。
さて、伊弉諾尊と伊弉冉尊は、国生み、神生みをした神様です。
淡路島は、オノコロ島で国生みをした時に、最初に生み出された島です。淡路島には、この国生みの伝承も数多くあります。
この地に祀られていてもおかしくはありません。
さて、神話の話をしたら、切りが無いのですが、伊弉冉尊が、須佐之男命(すさのおのみこと)を追放した後、淡路島に鎮まったと日本書紀にあります。
つまり、余生を過ごしてお隠れになったということです。
伊弉諾神宮の本殿の下には御陵があるそうです。裏手の小山が、伊弉冉尊の御陵であるとの伝承もあるそうです。
ちなみに伊弉冉尊は花窟神社に墓所があるとされています。双方日本最古の神社と言われます。→ 花窟神社もごらんください。
さて、せっかく淡路に来たのなら、そんな伊弉諾神宮を参拝しましょう。
伊弉諾神宮の参拝
大鳥居です。
ここから境内になります。花崗岩の鳥居としては日本最大級ということです。
参道を進んでいます。灯籠が並んでいますね。
正門が見えてきました。
拝殿です。
夫婦大楠です。
この夫婦大楠は伊弉諾神宮のご神木です。
樹齢900年で、2本の楠木が1つになって成長しています。兵庫県の天然記念物にもなっています。
パワースポットとも言われ、良縁、安産、夫婦円満、子宝などのご利益があるそうです。
力石です。祭礼などで力比べに使われたそうです。
伊弉諾神宮の参拝案内
伊弉諾神宮 → WEBサイト
〒656-1521
兵庫県淡路市多賀740
TEL:0799-80-5001
FAX:0799-80-5021
駐車場無料、二カ所あり。
宿泊
もしくは鳴門観光と組み合わせて、鳴門の宿へ。
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