海女の文化の色づく鳥羽に、海の博物館があります。
海の博物館は海に関する文化財を6万点(内1割以上が国指定重要有形民俗文化財)も集めています。特に90隻をを超える木造船の展示は圧巻です。
かつて塩害に苦しんだために木造建築で作られている建物が多いです。建物は、日本建築学会賞や公共建築百選にも選ばれています。
駐車場です。道路の反対側にもあります。
ほっとするような穏やかな建物が続きます。海の博物館はいくつもの棟からなっています。
敷地内に軽食もあるカフェもあります。
海の博物館は、A館、B館、フォトギャラリー、重要文化財収蔵庫三棟、体験学習館(2階特別展示室)、カフェテラス「あらみ」からなっています。
各館の見学の順番は自由です。
ここは最初の入り口のA館の1階です。海女さんの人形がお出迎えしてくれます。
正面にお魚屋さんがありました。もちろん展示です。
おなじみの海産物の展示がされています。他にも同じような展示をしている施設もありますが、お魚屋さんのディスプレイにしているのは面白いですね。
なるほど、怪しいです。手押しポンプの古い時代の潜水服みたいです。
ここはA館の2階ですね。
こちらは、三重大学伊勢島サテライト、海女研修センターのギャラリーです。
ここは収蔵庫です。
ここに圧巻の木造船のコレクションがあります。
広いです。圧倒されます。この風景を見ただけで来た甲斐があるという感じがしましたよ。
木造船だらけです。実際に使っていた舟みたいです。
出鱈目に積み上げてあるみたいにも見えますが、台座を作って上手に展示してあります。
これはたらい船ですね。佐渡のたらい船でハンギリと言うようです。
ここは特別展示室だったと思います。
ばかでかいです。
貝殻です。シャコヤガイのような大きなものもありました。
昔の漁の風景です。下が1階です。
ここは船の模型や漁の風景が多いですね。
昔の魚市場ですね。
海女さんのおまじない、魔除けです。
五芒星(安倍晴明の星形)と九字(修検道の九字護身法)ですね。けっこう本格的ですね。
なるほど、やはり海に潜るのは命がけと言う事です。
園内の池です。磯部を模っていますね。
ざっと、一部だけ紹介しました。
市立博物館って面白くないかもとも思いましたが、なかなか良かったですよ。なかなか見られ無いものが見られました。
やはり、これですね。映画の1シーンみたいでした。インディ・ジョーンズシリーズを思い出しました。
あと、非公開の収蔵庫が2つありましたが、そのうち公開されるのなら、又、わざわざでも来たいと思いましたね。
海の博物館の観光案内
鳥羽市立 海の博物館 → WEBサイト
(管理者 公益財団法人 東海水産科学協会)
〒517-0025
三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68
TEL:0599-32-6006
FAX:0599-32-5581
開館時間: 3月1日~11月30日 9:00〜17:00
:12月1日~2月末日 9:00~16:30
(最終入館は閉館の30分前まで)
※ 船の収蔵庫見学 16:00まで
休 館 日:6月26日〜30日 及び12月26日〜30日 他に臨時休館あり。
入場料大人 800円(18歳以上) 大学生以下400円 その他、団体、1年会員等があります。WEB確認の事。
WEBに入館割引き券あり。
その他、体験メニュー複数(要予約)あり、WEB確認の事。
駐車場無料
宿泊案内
鳥羽の宿へ、あるいは、志摩・賢島の宿へ。
または、伊勢観光などと組み合わせて、伊勢・二見浦周辺の宿へ。
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