福井県勝山市に日本最大の恐竜博物館があります。
世界でも有数の博物館で、カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並んで、三大恐竜博物館とも言われます。
1982年に、勝山市北谷で、中生代白亜紀前期のワニ類化石が発見された事が発端となり、調査した所、肉食恐竜の歯などが発見されました。
第1次・第2次5ヵ年計画(1989年から1999年)で、さらに調査をしたところ、恐竜をはじめとする多数の脊椎動物の歯、骨、足跡等の化石が発見されました。
このことにより、この地に、恐竜博物館が設立され、展示だけでなく、研究活動もされています。
簡単に記載しましたが、なかなか本格的な恐竜博物館のようです。
現在、予約が必要なようですので、予約して行ってみました。※新型コロナウイルス蔓延のための措置。
恐竜博物館
こちらは「かつやまディノパーク」の駐車場です。
かつやまディノパークは、アミューズメント施設で、実物大の動いて鳴き声を上げる恐竜ロボット合計43頭を見学出来ます。
案内図です。
恐竜博物館を中心に、どきどき恐竜発掘ランドなど複数の施設が点在します。
全体をかつやま恐竜の森と言うみたいですね。
こちらが恐竜博物館です。丸い屋根が印象的です。恐竜のオブジェクトが前にあります。
入場口が入場券を持っている人と、これから購入する人に、分かれていました。
展示
入場すると、エスカレーターで地下1階に降ります。
どうやら基本は、下から上に見ていくルートとなっています。
また、細かな閲覧は、学芸員の推薦ルートも存在します。初めての方はその矢印に従うのが良いのではないでしょうか。
撮影は可能になっていますが、フラッシュは禁止です。概ね薄暗い展示室ですから、あまり良い写真が撮れていませんので、ざっと紹介をしていきます。
地下に降りると、レプリカの古生物の骨などが露出している通路を通されます。
太古の世界へ進んで行くという、演出っぽいですね。
最後にアメリカで発見された、カマラサウルスの発掘現場のレプリカがあります。そして、、、
動く恐竜が出迎えてくれます。
ぎゃっと、まではなりませんけど、良く出来ていますね。
恐竜の骨格模型が大量です。様々な種類の恐竜がいます。
なんか雰囲気でますね。
実物大の造形恐竜は、基本的にたまに動きます。
やはりフラッシュが焚けないと惚けた感じになりますね。雰囲気を味わって下さい。
お子さんは本当に楽しそうですね。
基本、露出した骨格標本はレプリカで、陳列ケース内の展示は、本物の化石だと思われます。欠損部分に石膏が込めてありますね。
色々な標本の点数が非常に多いです。やはり、世界三大恐竜博物館だけはあります。
鉱物見本も豊富です。宝石とか本物でしょうか。
、、、本物でしょうね。
実際の作業風景です。
発掘された石を削って、化石を取り出しています。
気が散らないかなと思いますが、慣れているのでしょうね。一心不乱に作業されています。やはり、ここは研究施設でもありますね。
たぶん、2階から1階を観ています。たぶんって、、、
生命の歴史の展示です。
進化の様子がわかりますね。
すべて掲載を出来ませんし、ピンボケが多いです。博物館の大体の雰囲気を見て下さいね。
特別展示
特別展示室では、「福井の恐竜新時代」が行われていました。
ジオラマは上手ですね。
見学ルートと博物館の構造
入り口から、一気に地下に降りるエスカレータがありますね。
そして、下から上に見てきて、3階が実は先ほどの入り口です。
こんな感じです。
他にシアター(「のび太の新恐竜」をやっていました)や売店やレストランなどもありますが、紹介は割愛させて頂きますね。
恐竜博物館の観光案内
福井県立恐竜博物館:FPDM → WEBサイト
〒911-8601
福井県勝山市村岡町寺尾51-11
かつやま恐竜の森内
TEL: 0779-88-0001(代表) 0779-88-0892(団体受付)
MAIL: info@dinosaur.pref.fukui.jp
開館時間:午前9時から午後4時30分
定休日
第2・4水曜日(祝日の時はその翌日、夏休み期間は無休)
年末年始(12月29日から1月2日)
他に、臨時閉館あり。WEB確認のこと。
執筆時点で、予約・入替制を導入中でした。予約ページはこちら
料金:大人730円、大・高校生420円、小中学生260円。WEB確認の事。
駐車場無料 約1,500台分
宿泊案内
勝山・大野・永平寺周辺の宿へ、福井市周辺の宿、もしくは、越前・鯖江・武生周辺の宿へ、
あるいは、岐阜県側の郡上八幡・関・美濃周辺の宿へ。
お奨めは、あわら温泉の宿へ。
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