鞍掛山(標高883m)に水源を持ち、麓に広がる四谷の千枚田の棚田は、日本の棚田百選 に選ばれています。
古き良き日本の原風景に会える場所へ行ってみませんか。
以前は千枚以上あったそうですが、減反政策で373枚まで減ってしまいました。
現在は、保存会の活動で500枚ぐらいまで復活してきたようです。
千枚田はいつ見ても見頃です。たわわに実った稲穂を刈り入れ前に見に行ってきました。
なお、6月初旬に、お田植え感謝の夕べ~灯そう千枚田~という千本のロウソクを灯すイベントもしています。蛍も舞って綺麗らしいですよ。
周辺の案内図です。
地図の上の方で、現在値となっているのが四谷の千枚田です。
四谷の千枚田
観光への配慮はされていますが、耕作地ですので、良識を持った見学を心がけましょう。
千枚田の駐車場は2つ
ここが千枚田の斜面の下の駐車場です。
駐車場はもう一カ所、上の方にもありますが、ここが千枚田を下から見上げることが出来て一番便利です。
こんな感じです。数台分、駐められます。今回、私はここに駐めて散策しています。
下の駐車場が一杯の場合は、県道32号線(長篠東栄線)をそのまま進行すると、この看板があります。
脇道を行くとすぐにあります。こちらの方が大きいです。いずれかに駐めて下さい。
千枚田の遠望
下の駐車場に駐めると、すぐにこんな風景が広がります。
下のほうに見えているのは案山子(かかし)です。
案山子さんです。
道路から降りる所に展望ベンチがあります。
ベンチからの景色がこれですね。
同じような写真が並びますが、いやあ、良いですね。癒されます。
千枚田の散策
それでは歩いて見ましょう。目標は一番上です。
句碑などもありますね。
こんな小さな田んぼもあります。
所々に休憩所があります。のんびりするのも癒されます。
この休憩所からは、こんな感じの風景が広がります。
新城高校の農業クラブと書いてあります。受け持って耕作している田もあるようです。
水車と水車小屋があります。
小屋の形からすると、観光用では無く、最近まで使われていたものみたいです。
何でしょう。
おそらく水温を上げていると思います。水路をぐるぐる回してから、水田に導入しています。
冷たい水が苦手な品種用ではないかと推測しますが、違っていたら知りません、そこはごめんなさいだろ。汗。
電撃柵用ですね。害獣、猪とか諸々用ですね。
たぶん、昼間はスイッチを切ってあると思いますが、柵の電線には触らない方が良いですよ。
まあ、電圧が高くても電流が少ないので、触っても死ぬようなことはないですけどね。痛いです。
沢蟹がいます。写真の中心、岩の影です。
一部、稲が植わっていない田がありますね。
休憩所です。
コスモスが植わっているか、自生でしょうか。秋には綺麗でしょう。
このようなリースのトイレは設置されています。
毎日清掃をされているようで、中は綺麗ですが、済ませて来る事をお奨めします。
歩いても歩いても棚田があります。
水力(たぶん鹿威しの方法)で何かの作業をしていた小屋ですね。現在は放置されています。
村社のところにビオトープがありました。
ある会社の工場がボランティアで設置したようです。
ちょっと、こんな感じです。放置?
村社です。
だいぶ登って来ています。まだまだ続きます。
実っていますね。稲の実り方や色を見てみると、品種が違う稲がある感じです。知りませんけど。
なんとなく品種が違いますよね。
詳しい方で、同じだよ、という突っ込みは、優しくして下さいね。
天辺まで上り詰めようと、思っていましたが、そのうち、道が細くなってきましたので、そろそろ引き替えそうと思います。
徒歩でお願いしますの標識の裏が、癒されたかん?と、書いてあります。帰りに読めるようになっています。
癒されましたよ~。
帰りの景色も癒されますよ。
帰り道で、太陽電池を見つけました。何かしているんでしょうね。
気の早いコスモスです。
最後の標識の帰りに見える裏側に、百姓にあいさつ出来たかん? と書いてありました。
あ~、恥ずかしいです。やられたって感じです。作業されていた方に、挨拶が出来ていませんでした。
皆さんは、教訓にしてくださいね。
四谷の千枚田の見学案内
四谷の千枚田 → WEBサイト(新城市)
〒441-1942
愛知県新城市四谷
TEL:0536-29-0829(新城市観光協会)
見学は出入り自由。深夜はお奨めしません。
駐車場二カ所あり、無料
宿泊案内
お奨めは、湯谷温泉の宿です。
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