かつて天王川と言う河川がありました。
木曽川水系佐屋川の支流で、津島の町の中央を流れていました。水上交通の要衝として津島の交易を支え、大きな繁栄をもたらした。これは尾張の織田信長の経済力の背景でもあります。
現在、天王川は天王川公園(日本歴史公園百選)となり、公園内の池としてその当時の姿を残しています。
津島は古くから藤の名所であり、「藤浪の里」と呼ばれていたほどです。
中でも天王川公園の藤棚は、古い巨木もあり、他の藤棚とは趣を異にしています。
天王川公園
天王側公園の駐車場は無料ですが、尾張津島藤まつり期間中(概ね四月下旬から、五月上旬)は有料です。臨時駐車場もあります。
ただし、天王川公園一帯で行われる尾張津島天王祭開催時(七月第四土日)には、使用できませんので、周辺の臨時駐車場へ。
丸池などが当時の天王川の名残になっています。また、丸池の中には中之島などがあります。
わりと大きめな池です。白鳥の遊戯ボートが浮かんでいますが、尾張津島天王祭の時には、まきわら舟が浮かびます。
中之島(左)と、神葭島(右)です。
中之島には橋が架かっています。手前にミニ藤棚も見えます。
池には鯉がいますね。
中之島の島内です。
尾張津島天王祭の時には、この池にこんな感じで舟が浮かびます。
また、津島神社は近接していますが、津島神社との位置関係はこうなっています。
津島神社へは、
天王川公園の津島神社側の出口には鳥居があります。
鳥居がある出口を登って鳥居の土手を降りると、道路があります。まっすぐ行って最初の信号を左に行くと、津島神社です。(楼門から入って行きます。)
または、鳥居の土手を降りて、左に行って、交番のある交差点を右に行ってもよろしいです。(南口から入ります。)
尾張津島藤まつり
天王川公園には、かつて日本最大だったこともある長さ275m、面積約5,034平方メートルの藤棚があり、尾張津島藤まつりの時には、夜間ライトアップもされます。
藤棚の下には、水辺があり、他の藤棚に対して趣が良いです。
天王川公園の藤棚の観光案内
天王川公園 → webサイト
〒496-0856
愛知県津島市瑠璃小路町1丁目
駐車場あり、無料。尾張津島藤まつり期間中(概ね四月下旬から、五月上旬)は、有料、料金1000円(臨時駐車場は300円~)
尾張津島天王祭時、使用不可。(尾張津島天王祭臨時駐車場へ)
宿泊案内
宿泊は、名古屋駅周辺の宿へ、または、それ以外の名古屋市の宿へ。
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