熊野本宮大社は、熊野三山の1つですが、その中心とも言える全国4700社ある熊野神社の総本宮です。
説明するまでもなく、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の1つになります。
元々は熊野川の中洲にありました。
しかし、明治22年の大洪水で社殿が流失しましたが、流出を免れた上四社三棟が現在地に移築されました。
旧社地は大斎原(おおゆのはら)と言い、今も熊野の聖域・あるいはパワースポットとして多くの方が参拝しています。この大斎原は、本宮より歩いて行ける距離にあり、同時に紹介します。
熊野本宮大社
駐車場は、付近に複数の無料駐車場があります。また臨時駐車場も開設されますので、駐車に困ることはないものと思われます。
もちろん、世界遺産熊野本宮館、及び観光案内所の駐車場も無料開放です。
本宮に近い大きな無料駐車場(樹の里駐車場)の中にあるおみやげ屋さんの樹の里。
写真で紹介した2つが本宮に近いです。
駐車場見取図(他にもあります)
熊野本宮大社の年間祭典。
熊野本宮大社参道
本宮大社の鳥居です。
熊野大権現と記載があります。
少し見にくいですが、境内図です。
参道です。
石段は158段ですので、それほどでもありません。
境内
石段を登ったあとも少し参道が続きます。
八咫烏のいる手水場です。
(現在、新型コロナ対策でひしゃくは撤去してあります)
神門です。この向こうに本殿、その他があります。
神門です。
残念。神門内(本殿前)は、記念撮影以外の撮影不可のようです。
仕方がありません。神門の外側より、少し紹介します。
正面が証誠殿(本宮・第三殿)と思われます。
見えているのが中御前(結宮・第二殿)と思われます。見えてないですが、左に西御前(結宮・第一殿)があります。
それでは、神門内部以外の境内を少し紹介します。
亀石です。なでると長寿になる石のようです。
大黒石です。金運の石のようです。なでなでですよ~。
拝殿です。
八咫烏の碑などもありましたが、これは八咫烏のポストです。
熊野大社では八咫烏は神の使いです。
特別なはがきなどもあるようですので、よろしければ、ポストからお手紙を出してみましょう。
授与所です。
大斎原(おおゆのはら)と大鳥居
熊野本宮大社に参拝したら、ぜひ聖域の大斎原へ行ってみましょう。パワースポットしても有名です。
大斎原は、洪水以前熊野本宮大社があった場所です。
倒壊を免れた上四社は移築して本宮大社の現在地にあり、倒壊した中社、下社、摂末社をそのまま二基の石詞に祀ってあります。
参道の鳥居の反対側を振り返った国道168号線を渡った側に、大斎原への入り口があります。
案内看板もいくつかありますので、迷わないと思われます。すぐそこです。歩いて5分ぐらい。
この通りをまっすぐに行くと、産田社があり、右手を見ると、大斎原があります。大鳥居が見えますので、すぐに分かります。
本宮大社サイトによりますと、大社→産田社→大斎原の順番で御参りするのが正しいようです。
大斎原の大鳥居です。
日本最大の大鳥居のようです。
この大鳥居をくぐって、熊野本宮大社大斎原に行きます。
世界遺産の碑です。
大斎原への参道です。
大斎原境内は、撮影禁止になっているようです。
写真での紹介が出来ませんので、是非訪れて、聖域の神気を感じてみて下さい。
産田社(うぶたしゃ)
大斎原の大鳥居を右手に見ながら進むと、産田社があります。
伊邪那美命(いざなみのみこと)の荒魂が祀ってあります。説明によると、女性の守り神です。
熊野本宮大社・大斎原の参拝案内
熊野本宮大社 → webサイト
〒647-1731
和歌山県田辺市本宮町本宮1110
TEL:0735-42-0009
FAX:0735-42-0753
駐車場無料、多数。
参拝時間、午前8:00~午後5:00
※車椅子の方は専用通路の案内あり。社務所に申し出のこと。
熊野本宮大社旧社地 大斎原
〒647-1731
和歌山県田辺市本宮町本宮1
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