玉置神社は、神様に招かれないと行けない神社とか、縁がないと行けない神社などと言われて来ました。
熊野三山の奥宮で、霊場であり、秘境であり、パワースポットであり、秘められた神社と言う様相を示していました。
しかし、最近では有名になり、それなりの参拝客です。とは言え、やはりどうしても行き着けなかったなどの逸話も多くあります。
玉置山の頂上付近の標高1000mにあり、狭いぐにゃぐにゃの山道を10㎞ぐらい走る必要もあり、それなりの根性がないと行けないのかも知れませんね。
特に冬期の雪道は、お奨めしません。神様に拒否られたと言う感じの事故があったら、シャレにもなりません。
奈良に位置しますが、ここはいわゆる熊野です。
このサイトでは、三重県側熊野と和歌山県側熊野と分けています。奈良県側の熊野と言うカテゴリーは作っていませんが、大きく熊野と言えます。
創建は、伝崇神天皇61年(紀元前37年)で、日本最古の神社とも言われます。
(日本最古の神社と称するのは複数あり、本当の事は定かではありません。しかし、とにかく最古級であることは確かですね。)
また、玉置神社は大峯奥駈道の極めて重要な聖地とされ、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産になっています。
驚きです。立派な駐車場が出来ていました。時代ですね。
舗装など未整備ですが、第二駐車場もあるようです。
駐車場から見る風景。
玉置神社
玉置神社の案合図です。
玉置神社は、令和の大改修(2年~10年)が行われている最中ですので、いくつかの社殿が新しくなるかも知れません。
参道
駐車場の対面から参道が始まります。参道は山の中の道を行きます。
参道は山の中の道を行きます。
参道の途中に枕状溶岩があります。元は海底であり、海底で急速に冷えた事から作られる形状のようです。
玉を重ねて置いたみたいに見えることから、玉置山の名称になったと言う解釈が一般的です。
ほどなく参道が二手に分かれます。
通常の参道と、お体の不自由な方用です。アップダウンが少なくなっているものと思われます。
こちらは通常の参道です。
大して代わらないだろうと言う事で普通の参道を進みます。
後悔したのは言うまでも無く、、、ほどでもありませんでした。
何気なく紹介していますが、右側は鋭い崖になっています。のぞき込めば怖いですよ。
ほどなく境内に近づいてきました。
と思ったら、本殿へはまだ続きます。
大杉がありました。
境内には多くの杉がありますが、こちらは一番大きな杉で、目通り周囲11m、高さ約50m。
近づいて見ました。流石に大きいですね。
境内
由来書きです。
手水場です。おそらく湧き水でしょう。綺麗です。
本殿です。
本殿を正面からみています。
本殿です。
かなり傷んでいますが、令和の改修で修復されるでしょう。
本殿境内裏の夫婦杉です。
こちらは、神代杉です。
三柱社です。稲荷のようです。
出雲大社教です。
玉石社
山頂、玉石社方面と、宝冠の森方面です。玉石社に向かいます。
玉石社参道です。と言いますか、プチ登山道です。
道中の祠です。
3つか4つの鳥居を通って、参道は続きます。
玉石社が見えてきました。
末社の玉石社です。
社殿はなく、玉石に礼拝します。
玉置神社のwebサイトには、「玉置神社の基となったのが、この玉石社と伝えられ、玉石に宝珠や神宝を 鎮めて祈願したと伝わっています。」と記述してあります。
大峯修験道では、玉石社を聖地と崇め、本殿に先んじて礼拝するのが習わしだそうです。
また、役行者が財宝を奉納して福徳を祈念したと書いてあります。
神様に招かれないと行けない神社とは、ここかも知れませんね。
玉石社の所、少し上には、霊石三ツ石神祠があります。
霊石三ツ石神祠は、磐裂神、石折根神、軻遇突智神ですが、どの霊石がどちらなのかは、分かりませんでした。
さらに登って、玉置山の頂上に行けますが、下って帰ります。
白水社へ
三柱社のあたりから、お体の不自由な方の参道を逆にたどって駐車場に帰ることも出来ます。
道中、白水社がありました。
乳岩がご神体です。
玉置神社参拝案内
玉置神社 → WEBサイト
〒647-1582
奈良県吉野郡十津川村玉置川1番地
TEL:0746-64-0500
FAX:0746-64-0429
駐車場あり。無料。
宿泊案内
近くて、お奨めは、十津川温泉の宿、
又は、他の敢行と組み合わせて、奈良県吉野周辺の宿
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