木曽三川公園センターは、国営木曽三川公園の中央水郷地区(岐阜県海津市)の施設です。木曽三川公園は国営の公園としては国内最大のもので、木曽三川公園センターはその中の木曽三川沿いに点在してる一角です。分かりにくいですね。
そこで、春はチューリップ祭が開けれます。4月上旬から4月中旬にかけて、今年は4月4日~4月19日までです。
では、行ってみましょう。
チューリップ祭
中央水郷地区の木曽三川公園センターはこんな感じです。駐車場は第一と第二に別れています。大きな道路を挟んで敷地が広がっていますが、お互いはトンネルで繋がっています。
少し今日は雨交じりでどんよりとしています。こちらは第二駐車場側から公園に入って行っています。チューリップが見えています。向こうには展望タワーが建っていますね。
いやあ、チューリップだらけです。鮮やかですね。
同じ赤色のチューリップでもそれぞれ色々な種類があるようです。名前も書いてありましたが、さっぱり分かりません。わあ、綺麗だなって、、、あはは。
桜も咲いています。
チューリップ祭りも前半に来ると、桜とのコラボレーションが見られますよ。まだまだ、チューリップの写真はあるのですが、桜をちょっと見てみましょう。
治水の森
桜も綺麗ですね。ここは、木曽三川の木曽川、揖斐川、長良川をイメージした庭園です。
木曽三川の流れをイメージした庭園の上流には、小さな池があります。ここから水が流れてきます。夏は水遊び場として整備されていますね。楽しそうです。
木曽三川を模した水路の脇には、花壇がありますが、現在何も植わっていませんでした。たぶん、これから何かを植えるのでしょう。
輪中の農家
木曽三川の庭園のそばには、輪中の農家を再現?移設?した家がありました。石垣を浸水を防いでいます。
輪中というのは、堤防で包まれた集落で、定期的にある川の氾濫からお互いを守り合った村の共同体ですね。
農家と言いますが 豪農ですね。庭も家も別棟の納屋も立派なものです。
玄関の軒先の上をご覧下さい。舟がしまってあります。これを上げ舟と言うそうです。いざという時の非常用ですね。
この上げ舟は輪中の農家のすべてがもっていたそうです。洪水の時に堤防まで家財道具や人を運ぶのに使いました。座敷や台所の所に大きな柿の木(舟つなぎ柿を植えておいて、それに繋いで運用したそうです。
母屋の中はこんな感じです。再現して作ってある感じですね。
これは五右衛門風呂ですね。下から薪で焚きます。
でも、これ、煙を誘導する煙突とか煙道がないから、このまま焚くと、家中が煤と煙だらけになりますよね。空気の通り道がないから、火吹き棒を使うのでしょうが、かまどならまだしも、風呂はかなり火を使いますから、この構造なら別棟にないと? あくまでイミテーションみたいですね。実際に昔の五右衛門風呂を焚いたことがありますが、これはないわ~。
これは五右衛門風呂の中の落とし蓋です。下が鉄なので、板を敷いてお風呂に入るのです。でも、この落とし蓋は向きが変です。裏返しですよ。平らのほうが上でなければいけないのですよ。実際に五右衛門風呂に入ったこともありますが、なんだかなあ。知らない人が適当に管理していますね。
こちらは水家です。また一段と高い石垣の上に建っていて味噌や米などの倉庫と非常時の宿泊を兼ねているようです。
こちらは水家のトイレです。なんとなく違和感を感じます。便器の位置とドアの位置が変です。この位置だと、またぐときに足を渡らせないといけませんが、下はもののかめですよね。お年寄りは怖いと思いますよ。実際に運用されている古いこう言うトイレを見たことがありますが、なんか違います。
まあ、色々書きましたが、博物館じゃないので、まあ、よしとしましょう。私の勘違いもあるかも知れませんしね。でも、落とし蓋の上下なんか、経験なくても考えれば分かると思うけど。
水と緑の館
他には 遊戯設備がある小さな遊園地みたいな一角やチューリップ祭のための屋台のような出店もありますが、そろそろ、管理センターの方へ向かってみましょう。
県道125号線で公園が分断されていますが、ここが県道の下を結ぶトンネルです。綺麗で明るいですよ。トンネルというか普通に通路ですね。
トンネルを通ったところにある管理センターと展望タワーの入り口です。レストランなどもあります。
ちょっと変わった噴水がありますね。それより、この化け物みたいな人形の飾りは何?マスコットキャラクターのママズ君らしいです。ママズ君は、ナマズなんですね。
これはなんでしょう。川の流れに見立てているのでしょうか。でも、木曽三川なら、3つ要りますよね?
でも、やはりあのタワーに登りましょうか。高さ65メートル、値段の高さ、大人620円だったと思います。
残念、曇っていてあまり見えません。下に見える駐車場は、第一駐車場です。
床に穴が、、、いえ、ガラスでした。そんなに厚そうなガラスには見えませんでしたが、大丈夫でしょうか。気がつかずに上を歩いていましたが、気がついてからは、ちょっと、いえ、だいぶ怖いですよ。
この写真は、2017年のチューリップ祭り(晴天)時に撮ったものです。
こちらは階段です。階段でも上り下りできます。下はエレベーターホールの所の扉を開けると、階段があります。うーん、私はパス。
下に降りてきました。こちらは、展望タワーの1階にある展示施設です。タワーに登る入場料を払うと一緒に見学できますよ。
なんでしょ、これ。
正面のスクリーン以外にここにも映像が映って、濃尾平野や木曽三川の移り変わりが分かるようになっています。
結構、いろいろありますね。しっかり見たり、遊んでいると、時間も掛かりそうです。
これは木曽と川の関わりの歴史みたいな。影絵と、映像が連動して動いていました。まあ、普通ですけど。
これはペダルをこいで木曽三川の見学みたいな。子供は喜びそうな。大人がやると、疲れるだけで、つまんない。
よくあるそこそこの施設ですけど、暇つぶしにはなりますね。
レストラン
最後にお腹が空いたので、管理センター2階のレストランへ。
普通のレストランなのですが、メニューに、ままず定食と、ままず丼があります。むむむ。ここのマスコットキャラクターのなまずのままずくんの名前ですね。
そうなんです、ナマズの定食と、ナマズのどんぶり。ナマズですよ。もちろん、人身御供要員、行きます。
こちら、ナマズ丼のままず丼です。ナマズのフライに味噌カツに掛かっているような味噌が掛かっています。それで、味は、って?
うーん、普通に美味しいですよ。癖もなく淡泊な白身魚ですね。ナマズは初めてですが、もっとナマズらしい味かと思っていました。ナマズらしい味って何?
でも、ほんと、普通に美味しい。ナマズって専門店に行かないと食べられないですよね。よく知らないですけど、高そうだし。でもここなら、千円以下。絶対に食べておくべきだと思います!!
木曽三川公園、木曽三川公園センター(中央水郷地区)の観光案内
〒503-0625
岐阜県海津市海津町油島255-3 → 地図
木曽三川公園管理センター → HP
Tel:0584-54-5531 Fax:0584-54-5533
入場:無料、駐車場:無料。
休園日:毎月第2月曜日
季節を問わず楽しめます。
名古屋からは、都市近郊の日帰りレジャーとして、又は行楽のついでに。
宿泊の場合は近くの温泉地との組み合わせがよろしいでしょう。
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