光前寺

光前寺は天台宗の別格本山で、境内全域が国の名勝に指定されています。天台宗信濃五山(顕光寺、善光寺、更科八幡神宮寺、津金寺、光前寺)のひとつだそうです。また、霊犬早太郎伝説が残っています。

境内には、絶滅危惧種の光蘚(ヒカリゴケ)が自生しますので、楽しみです。それでは行ってみましょう。

光前寺

駐車場のすぐ脇に仁王門があります。駐車場にはお土産屋さんもありました。左にしだれ桜が見えますが、境内にしだれ桜(70本)があり、開花のシーズンはライトアップもされて花見客で賑わうようです。桜もいいですが、今日は光蘚(ひかりごけ)が楽しみです。

光前寺

光前寺参道です。光蘚はこの参道の石垣の間に自生しているようです。何処でしょう。割れ目などをのぞき込んでみました。ひかりごけ、光蘚、光り苔、もうひとつ、ヒカリゴケ、期待が膨らみます。でも、なかなか見つかりませんねえ。

 

光前寺

がーん。訪れたのは12月初旬です。完全な下調べミスです。ショックでしばし佇みます。そうかあ、光蘚は冬は枯れるんだ。。。新たな知識を得た私は、ショックから立ち直ります。そうそう、お参りしましょう。

 

光前寺

本堂が見えてきます。参道は短く、時間は掛かりません。

 

光前寺

手水場には観音様がいます。わき水でしょうか。

 

光前寺

本堂です。風情があります。

 

光前寺

三重塔です。南信州唯一の三重塔らしいです。

 

光前寺

光蘚を見られなかった私は、宝物と庭園拝観を決行します。大枚500円です。今なら引き返せる、、、いいのか。

 

光前寺

光前寺

光前寺

IMGP0946

庭園の様子です。冬なので樹木の葉が枯れていて少し残念ですが、良い庭園です。雪が降ればさらに風情が出るでしょう。

庭園は撮影自由ですが、宝物殿内は撮影禁止ですので、ここではお見せできません。訪れた折にはぜひご覧になり、拝観されるととてもよろしいかと思います。

それから、最後に煎茶と麦落雁(お菓子)の接待がありました。しばし、くつろぎます。それに、なんと煎茶茶碗は、持って帰れるのです。良い記念品、お土産が出来ました。なあんだ、高くないです。

※茶碗の持ち帰りは、平成26年3月末で終了になっています。

さて、光前寺はこんなところです。

 

IMGP0934

ほんの僅かしか散策していません。いや、今度又、光蘚と共に参拝しましょう。近くに駒ヶ根高原美術館もありますので、皆さんも訪れてみてください、出来れば光蘚のシーズンに。

光前寺の観光データー

〒399-4117
長野県駒ヶ根市赤穂29 → 地図

TEL 0265-83-2736

参拝時間
午前8時から午後5時まで 無料

築山池泉庭園の特別拝観
大人500円(煎茶、お菓子付き)

宿泊

宿泊は、伊那・飯田・駒ヶ根の宿へ

じゃらんの方は、こちら