伊吹山は標高1377メートルを誇る伊吹山地の主峰で、360度の展望がある独立峰の堂々たる山です。
しかし、最も簡単に登山できる山でもあります。軽装で高山植物を楽しめる数少ない所です。
伊吹山ドライブウェイで、九合目まであっという間に到着し、登山道をたった20分で山頂に到着します。
もちろん、運動靴程度で構いません。
このゆるゆる登山(気分)が味わえる伊吹山に行ってみましょう。
伊吹山ドライブウェイ
ここが伊吹山ドライブウェイの入り口です。
伊吹山は、滋賀県と岐阜県の県境を南北にまたがっていますので、ドライブウェイの入り口は岐阜県側(不破郡関ケ原町)になります。
途中の駐車場に駐めて景色を見ています。
ドライブウェイは全長17㎞ですが、あっという間です。ここは標高830メートル地点です。
スカイテラス伊吹山
ここが終点、9合目のスカイテラス伊吹山の駐車場です。1260メートル地点になります。
霧が出ています。
私が山に登るといつも霧が出てくるのはなぜなのか、じっくり悩みたいと思いますが、まあ、高山では良くあることですよね、ですよね。
展望台(タワー部分と建物の裏)とレストラン、おみやげ屋さんがあります。
ここからの見晴らしはこんな感じですね。
恋人の聖地と書いてあります。最近多いですよね。
観音様がいらっしゃいます。そこに、、、
縁切り縁結びの円縁の石(まどかなるえん)と言うものもあります。
真言(オンアロリキャソワカ)を唱えながら、縁切りの場合は右から左へ、縁結びの場合は左から右へ抜けるのだそうです。
一人が縁を切りたいと思っているカップルだったらどうなるんだろうと、色々と悩みます。もめないで下さいね。
伊吹山登山
まっ、とにかく、伊吹山に登りましょう。
ここからの伊吹山登山道は2つです。
西登山道と中央登山道です。東登山道は下り専用で、他は上下になります。
中央登山道は、0.5㎞20分で山頂ですが、急勾配と言う事です。西登山道は1㎞ありますが、なだらかで40分だそうです。
もちろん、
なだらかを希望します。
こんな感じの登山道ですね。
革靴やタウンシューズでも歩けそうな気もしますが、もうすこし行くとゴツゴツの道の所もありますので、最低限、運動靴(ジョギングシューズ)程度は必要だと思います。
トラッキングシューズぐらいがあるとなお良いですが、登山靴までは必要ありません。
ちなみに、
こちらが中央登山道です。見比べてみれば、、、結論は1つですよね。
高山植物が咲いています。キンバイソウだそうです。
途中、このような扉があります。
鹿などから高山植物を守るためです。開けたら閉めましょうね。
だんだんと、霧が出ている所に近づいています。
色々な高山植物です。えっと、名前はたしか、、、
ええと、こんな感じの、色々な高山植物です。
なだらかな登山道でもこのぐらいの所はありますが、お年寄りの方やお子さんでも普通に登って行きます。
こちらは風よけですね。
だんだんと山頂に近づいてきました。
山小屋が見えてきました。
伊吹山山頂
お寺と神社です。
伊吹山之神と言う事です。
日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説
日本武尊が伊吹山の荒ぶる神を退治しに来ました。
途中、猪に合いましたが、伊吹の神の使者だと思い、今は捨て置こうと無視しました。ところが、実は荒ぶる神自身だったのです。
その神は氷雪を降らせ、毒気に当てられ、日本武尊は失神します。這々の体で山を下りますが、毒気によって亡くなります。
伊吹山寺です。仁寿年間(851~854)に三修上人が開いたお寺と言う事です。
ここが山頂です。1377メートルです。
まあ、なんと言うこともありませんけど、なんて言っているあなた、真面目に登山してきた人に謝りなさい。あっ、私か。。。
先ほどの日本武尊の像です。
伊吹山は元々修験道の山です。熊野の前段階のような修行の地だったようです。
何かと霊験あらたかな感じがしますよ。
弥勒菩薩が祀ってあります。
南弥勒菩薩も祀られています。
こちらは伊吹山の一等三角点です。
これが伊吹山からの素晴らしい景色です。。。
まあ、霧が晴れたら琵琶湖とかも見えますので、おいで下さい。その時の楽しみに。
2018年夏
また、行ってきました。天候が比較的良かったので、写真だけ載せておきます。
伊吹山観光案内
伊吹山ドライブウェイ、及び伊吹山スカイテラス→ HP
日本自動車道株式会社
岐阜県不破郡関ケ原町大字関ヶ原字寺谷1586番地
TEL:0584-43-1155(代表)
通行料金(往復、駐車場代込み)3,090円。要確認
営業予定期間
※4月第3土曜日~11月最終日曜日 要確認
伊吹山スカイテラス駐車場600台
ドライブウェイの料金が少し高いような気もしますが、往復、駐車料込み、冬期は雪で埋もれて営業出来ないことを考えると妥当とも思います。
伊吹山は手軽な山岳観光として、とても素晴らしいところですので、お奨めします。
宿泊
宿泊は琵琶湖周辺観光と組み合わせて、琵琶湖側(長浜・米原)、(彦根・近江八幡方面)、又は、岐阜県側へ
ドライブウエイ入口出口は岐阜県ですが、滋賀県との県境ですぐ米原です。
降りてから、滋賀県長浜市に直行出来ますし、長浜方面から来ることも容易ですので、長浜周辺、あるいは米原に宿泊されることもよろしいかもしれません。
お奨めは、須賀谷温泉、ホテル&リゾーツ 長浜などの長浜太閤温泉や須賀谷温泉らの真っ赤な鉄泉です。
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