赤沢自然休養林は、日本三大美林の一つです。
面積は728ヘクタールで、樹齢300年以上の天然檜(ヒノキ)の国有林の森が広がっています。標高は駐車場付近でも1080mです。
赤沢自然休養林
自然公園として整備され、2001年に環境省の「かおり風景100選」、「遊歩百選」に選ばれ、2006年に林野庁の「森林セラピー基地」に指定されています。また、「林業遺産」、「日本遺産」にも指定されています。
赤沢渓谷があり、様々な散策コースがあります。木曽森林鉄道を利用したトロッコ列車も運行されています。
恒例の夏の自然体験イベントのトムソーヤクラブも開催され、渓流プールや木工体験、魚の掴み取りなどのイベントが盛りだくさんです。
冬期は閉園されますが、約年間10万人が訪れる知る人ぞ知る、人気観光地です。
近年は路線バスが運行され、バスで訪れることが推奨されていますが、マイカー規制にはなっていません。
赤沢美林で森林浴
赤沢自然休養林に早朝にやってきました。
朝の清々しさを味わいたいのと、久しぶりなので、道路事情の記憶がないので安心感のためです。
道路はやはり一車線のところが所々ありますので、対向車には注意しましょう。
森林資料館の展示物です。
長い年月を掛けて成長して行くのが分かります。実は原生林では無く、権利を持っていた尾張藩の保護政策が美しい林を作ったということです。
展示物も良いですが、赤沢自然休養林に来たら、何よりも散策です。
まずは最初に、渓流をさかのぼり、森林鉄道の丸山渡停車駅までいく、「ふれあいの道」を歩いて見ます。
綺麗な川です。
休憩所があります。ここから山に登らず、渓流沿いを行きます。
このコースは、車椅子でも大丈夫なようになっています。
空気が清々しくて、優しさに満ちています。
川の水まで清々しいです。
向こう岸に森林教室広場が見えます。
白いテントでトムソーヤクラブの木工教室をしています。予約等は不要です。
渓流プールを過ぎると、自然に囲まれます。
ふれあいの道の入り口です。
歩きやすく散歩感覚で行けます。
床堰だそうです。
木材を運び出し、ここに堰をつくって、水を溜め、一気に堰を決壊させ、水流で木材を流して運んだと言う事です。
終点の丸山渡停車駅です。
森林鉄道はここまで来て、引き返します。
駅ですが、ここで初めての乗車は出来ません。乗ってきた人がまた乗って帰っていくか、ここで降りて歩いて帰るということになります。
さて、ふれあいの道はここで引き返しますが、つまらないので、途中で別のコースに入ります。
冷沢コース
冷沢(つめたざわ)コースです。
腐食してますが、別に補強されています。
横に補強されています。安全です。
熊注意です。えっ。。。安全は。。。
案内図です。
でも、左下になにかあります。
く、熊よけの鐘です。
鳴らすのか、、、鳴らします。大丈夫なんでしょうか。大丈夫ですよね。
登り道入って行きます。
所々に熊よけがつるしてあります。叩いて音を出せと言うことですよ。
もしかして、音が人間がいるって、熊が気付く切っ掛けなったりしてないでしょうね。不安を覚えながらもばんばん鳴らします。
と思ったら、冷沢峠です。峠みたいなものですね。
途中も色々な所を通り、綺麗な景色の万華鏡を見ましたが、省略です。
この踏切を越えて、元の場所に戻り、次は森林鉄道です。
森林鉄道
森林鉄道に乗りますよ。
キップを買いましたよ。
こちらは、土日用の大きめのキップですが、平日用でも、この3分の1ぐらいの木のキップです。
令和元年と焼き印が打ってあります。記念になりましたよ。持ち帰れます。改札で、また日付の消印を打ってくれるようです。
SLもいました。展示されていますね。
しかし、今はディーゼル車です。
列車が駅に入ってきました。
出発です。
ごとごと。
あっという間に、先ほどの丸山渡停車駅に到着です。
まあ、省略しましたけどね。
私は先ほど来ましたが、散策される人はしています。
停車時間はあまりなく、また乗る方と、散策しながら帰る人に分かれます。
帰りはかなり乗客が減りますね。
私は乗って帰りますよ。
ヤマメの塩焼き
渓流沿いのバーベキューハウスに向かいます。
バーベキューと、ヤマメのつかみ取りが出来ます。
まだお昼には早いので、お客さんはいませんね。
ヤマメのつかみ取りです。
皆さん頑張ってますね。
漁業組合の特別許可書です。
でも、たぶん放流して掴ませていると思いますので、場所の使用許可みたいなものでしょうか。
はちまきを買って、ヤマメを一匹捕まえて、塩焼きにして貰って、食べて帰ると言うシステムです。
実際は、焼いて置いたヤマメと交換です。650円也。
まあ、つかみ取りをしなくても、お金を払えば、食べられるのです。私は今回、そうしました。
焼いています。
すごく美味しいです。ほんとですよ。
アマゴやイワナはたまに売っていますが、ヤマメは滅多に見ませんから、食べに来ました。
でも、昔、ここで食べたときより、ヤマメが小さくなりましたね。まあ、又来ます。
赤沢自然休養林 観光案内
赤沢自然休養林 → 中部森林管理局WEBサイト
〒399-5600
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
問合せ先
木曽森林管理署
TEL:050-3160-6065
赤沢自然休養林駐車場
〒399-5607 長野県木曽郡上松町 赤沢自然休養林 → 地図
TEL:0264-52-4840
駐車料金600円 200台
※赤沢自然休養林駐車場をナビで検索すると、
赤沢自然休養林行きの路線バスの乗客用の駐車場が検索される場合がありますので、注意してください。
上松町観光情報センター → 観光協会WEBサイト
TEL:0264-52-1133
FAX:0264-52-4180
hinoki@avis.ne.jp
おみやげ屋さんや、軽食レストランなどもあります。身障者用トレイもあり。
宿泊
赤沢自然休養林の近辺の宿へ。又は、 木曽の宿へ。
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