白亜の大王埼灯台

志摩半島の先端の大王崎（だいおうざき）の突端に、白亜の灯台が建っています。大王崎灯台です。
日本の灯台50選にも選ばれていて、日本で16基しかない登れる灯台として、解放されています。昭和2年10月に完成したこの灯台は、有形登録文化財でもあります。
また、ミュージアムも併設され、灯台について学ぶことも出来ます。
近くには波切九鬼城址展望公園もあり、灯台からの眺めも併せて、太平洋を遠望することも出来ます。

と言う訳なら、行って見るしか無い、という結論に達しました。そうなんですね～、、、棒読み。

案内図です。
観光駐車場と民間の駐車場が並ぶところから、少し高台に向けて登った所に灯台があります。

大王崎観光駐車場（大型駐車場はここだけです、と案内図に書いてるところ）も有料ですし、特に安くはありません。
もっと灯台に近いところに安い民間の駐車場が並んでいますので、そちらがよろしいと思います。案内図でPのマークが並んでいるところです。

大王崎灯台

大王崎灯台への道です。
営業を停止して長い年月が経っていそうな店舗が目立ちます。
閉店ばかりで、シャッター街という言葉はありますが、錆だらけのシャッター街ですね。

もちろん、営業を続けているお店も多いですよ。
場所柄、真珠店も多いです。品質の差がありますので難しいのですが、ミキモト真珠島より安いみたいですね。

大王崎灯台です。

中に入るには、参観寄付金として300円が必要です。これは日本の登れる灯台すべてに共通の価格です。
「この参観業務を継続して行うための経費として、さらに、古い歴史を持つ灯台の貴重な資料などの収集、保存に有効に活用させていただいております。」と言う事ですが、まあ、整備料金だと思えばよろしいですね。
大王崎灯台は、生きている灯台です。建前上、観光は業務じゃないということなのでしょうね。

登れる灯台

いよいよ、中に入ります。
大王崎灯台は、中型の灯台だということです。

2階部分に写真展示があります。

結構、しんどいです。

意味がないような同じような写真が、、、意味ないですね。
延々と登ります。ぐるぐる回ります。目も回ります。
地上高、約23メートルと言う事なので、7階建てのビルぐらいでしょうか。一気にらせん階段を登ればそれは辛いですよね。

到着です。
水面からは約46メートルということですので、眺めは良いですよ。一気に登る必要もないですが、登った甲斐があります。

いやあ、この景色を見ただけで来てよかったですよ。

あちらに見える高台の公園が、波切九鬼城址展望公園です。
八幡さん公園とも言う様です。海上安全のご利益がある八幡社が建っているからだそうですね。

海面まではかなりありますね。

少し足がすくみます。
地上までは20メートルぐらい、海上までは46メートルです。

灯台の先端です。
撮るとき、手すり一杯にカメラを構えるとだいぶ足がすくみます。灯台のステージは、普通の展望台の感じじゃないですからね。

大王崎灯台ミュージアム

灯台ミュージアムが併設されています。もちろん、灯台の料金の範囲内です。
隣の建物です。上から見ていますが、白い色の屋上の建物のほうですね。

ミュージアムの灯台の光です。もちろん、ダミーですよ。

それなりに充実していました。
寄付金の300円は良心的じゃないかなとも、思いましたね。

帰り道の散策

あちらへ行けば、波切九鬼城址展望公園、八幡さん公園です。
絵描きさんの銅像があるみたいです。この公園は絵を画きにくる人が多いそうです。また、大王町は、「絵かきの町」ということです。

途中、海辺に入れる道がありましたので、海岸で遊びました。太平洋です。

民間の駐車場（漁協）に駐めたのですが、海女専用という区画がありました。
海女さんがいるのですね。ここに車を止めて、この斜面を海に入って行くのか、ここから舟に乗るのかもですね。

大王崎灯台の観光案内

大王崎灯台　→　WEBサイト
〒517-0603
三重県志摩市大王町波切５４
公益社団法人燈光会 大王埼支所
TEL：0599-72-1899

観覧時間
3月～10月　9:00～16:30（土日等) : 9:00～16:00（平日）
11月～2月　9:00～16:00
寄付金 300円

駐車場複数あり。有料。300円～500円。漁協などの民間駐車場は概ね300円。

大王崎観光駐車場（500円）
〒517-0603三重県志摩市大王町波切２７６
TEL：0599-72-0007

宿泊案内

志摩・賢島の宿へ。あるいは鳥羽の宿へ、
または、伊勢観光などと組み合わせて、伊勢・二見浦周辺の宿へ。