東尋坊は、断崖絶壁の奇景が続く越前加賀海岸国定公園の景勝地です。
波によって浸食された輝石安山岩の柱状節理(ちゅうじょうせつり)が1㎞に渡って続いています。輝石安山岩の柱状節理は世界的にも珍しく、国の天然記念物になっています。
※柱状節理:岩石に五角形や六角形の柱状の割れ目が生じ、蜂の巣状の形の岩石の柱が集合したもの。
東尋坊は有名な観光地ですし、面白い地形ですので、1度は訪れることをお奨めします。
今回は、東尋坊を、海岸からと、遊覧船に乗って海からと、両方の見学をしたいと思います。
また、東尋坊への荒磯遊歩道を散策してみたいと思います。
駐車場と荒磯遊歩道
東尋坊の駐車場は二カ所、東尋坊市営駐車場と、東尋坊タワー駐車場があります。その他に民間駐車場が多数あります。何れも有料です。
しかし、1㎞ほど離れた所に無料の駐車場もあります。
「荒磯ふれあい公園」駐車場で、東尋坊へは荒磯遊歩道で結んでいます。
つまり、海岸を1㎞(15分)ぐらい散策したい、東尋坊を見たい、駐車場が無料なら、なお良いという需要を満たします。
さっと、東尋坊を見たいという方は、東尋坊の有料駐車場にお停め下さい。
こちらが荒磯ふれあい公園の駐車場です。75台分あります。
道路の反対側(カメラ側)にはトイレもありますが、その横から、荒磯遊歩道が始まっています。
荒磯遊歩道の入り口です。東尋坊へ続いています。「荒磯と文学のみち」と書いてある立杭もあります。
標識の裏にトイレの建物が少し見えていますね。つまり、トイレの横の道です。
案内図です。
現在地となっているのが、入り口と脇のトイレです。現在地のPは、トイレ用の数台分の駐車場のことで、荒磯ふれあい公園駐車場ではありません。
よく整備された歩きやすい道です。
伸びた木や草の影で海が見えない場合もありますが、海岸が見えると綺麗ですよ。
製塩遺跡があります。古代に塩を作っていたところですね、たぶん。
行ってみましょう。
海辺近くまで降りられました。
どこが遺跡か分かりません。ここかな。
海で遊んでいる人もいますが、その辺りかも知れません。説明も標識もないですね。
もしかしたら、潮が引いたら分かるのかも知れませんが、遊歩道に帰ります。
ほどなく東尋坊タワーが見えてきました。
少しづつ東尋坊に近づいているみたいです。
もう東尋坊の範囲に入っている感じですね。
もうここって、東尋坊だと思うんですけど、と思っていると。。。
崖の上に人がいます。東尋坊です。
東尋坊の景観
東尋坊の案内図です。
岩が連なっています。
それぞれの崖の先端まで行くことが出来ます。
東尋坊観光遊覧船の乗り場です。
この東尋坊乗り場と、三国サンセットビーチ乗り場の2つあり、波の高さで決まります。
この後、遊覧船に乗りましたが、本日は三国サンセットビーチ乗り場でした。この場所なら、乗るのに簡単だったのですが、、、
崖の先端まで行くと怖いですよ。
ドラマの撮影などに使われますね。先端で争ったりして。
このぐらいが限界です。
ここまでで、ほんとうに限界ですよ。
もう無理です。まじ怖いですよ~。
あっ、あの子、平気ですね。
私の脇をひょこひょこ、行ってしまいましたよ。すごいなあ。尊敬しちゃいますよ。
こっちは、恋人同士っぽいです。
必死に崖にせまって自撮りです。かなりビビっているようですけど、楽しそうです。うらやましい。
反対側はこんな感じです。
ちょっと高台から眺めています。
向こうに雄島(おしま)が見えます。
橋を渡って歩いて行くことも出来ますが、後で、遊覧船で近づいて観光します。
おみやげ屋さん街です。閑散としていますが、時間がまだ早いからです。
私は荒磯遊歩道で横から入ってきたので、ここは通りませんでしたが、普通に来ればここを通ります。
こちらから、東尋坊を見るとこんな感じです。
左の白い建物が東尋坊乗り場の時の遊覧船の乗船券売り場です。波が高く、三国サンセットビーチ乗り場から出港する日は、そちらに乗船券売り場が設置されます。
東尋坊観光遊覧船
今日は波が高いと言う事で、三国サンセットビーチ乗り場から出港のようです。
車を駐めた荒磯ふれあい公園駐車場から、まだ向こうに行きます。
乗り場には駐車場がありますので、途中で車を拾って向かいます。
ここが三国サンセットビーチ乗り場です。
乗船券売り場が、、、ワンボックスカーです。本当に臨時の乗り場みたいです。
出港です。
ちなみにダイヤはかなりいい加減です。後5分と言われてから、かなり待ちましたよ。お客さんがバラバラとやって来るので、待っていた感じです。
運行案内を見ると、「15分~20分の待ち時間で、お1人様でも出航します」とのことです。特に時間は決まっていないようです。
かなりスピードを上げて、東尋坊を眺めながら進んで行きます。まず雄島を目指すようです。やはり今日は波が高いようです。
雄島
雄島です。
雄島は神の島とも呼ばれます。大湊神社が陸と島の両方にあります。
しかし、有数の心霊スポットとしても有名だそうです。色々な噂がささやかれているようです。
- この雄島橋を引き返すと、霊を持ち帰ってしまう
- 島を周回する道があるのですが、反時計回りでまわると呪われる
- トンネル(雄島隧道)内の観音様の目が光ると事故に遭う
まあ、こんな感じですね。
もちろん、私は信じません。
はあ~、遊覧船だから大丈夫ですよね。そうですよね。信じないんですけど。。。信じませんよ。もちろん。信じないんです。
雄島は、高さ27m、周囲2㎞の小さな島です。
神社の鳥居が見えます。
大湊神社はパワースポットとも言われますので、本当は訪れて見たかったのですが、同行者が強硬に反対して。。。心霊スポットの話をしなければ、良かったような。汗。
灯台がありますね。
ここから、東尋坊へ向かいます。
東尋坊
説明を色々聞きましたが、例によって忘れています。
東尋坊の入り江の中に入ります。
東尋坊の観光船乗り場です。
さて、船着き場を出て帰ります。
帰港です。
波が低くなったので、次の便から東尋坊乗り場に代わるそうです。あれれ。
東尋坊の観光案内
東尋坊
坂井市三国観光協会 → WEBサイト
〒913-0063
福井県坂井市三国町東尋坊
TEL:0776-82-5515
FAX:0776-82-6988
観光:24時間(夜間と雨の日はお奨めしません)
駐車場:概ね500円。周辺に多数あり。
荒磯ふれあい公園駐車場 無料(75台) → 地図
〒913-0057
福井県坂井市三国町米ケ脇3丁目1
少し遠いですが、三国町海浜自然公園駐車場も無料です。
東尋坊観光遊覧船 → WEBサイト
〒913-0064
福井県坂井市三国町安島64-1
TEL:0776-81-3808
料金:大人1500円 小学生750円。WEB確認のこと。
海の状況により、東尋坊乗り場から、三国サンセットビーチ乗り場へ乗り場が代わる場合もあります。
乗船クーポン券あり(要印刷)
宿泊案内
あわら・三国周辺の宿へ。または、福井市周辺の宿へ。
あるいは、石川県側の加賀・小松・辰口周辺の宿へ。
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