四日市は四大公害病発生地です。
昭和30年代前半から石油化学コンビナートが集結し、硫黄酸化物による大気汚染をはじめとして、水質汚濁、悪臭などの公害が発生しました。
そして、四日市ぜんそくと呼ばれる集団喘息障害など、重大な健康被害を蔓延させ、大きな社会問題となりました。
これを踏まえ、「四日市公害と環境未来館」が設置されました。ざっと紹介します。
四日市公害と環境未来館は、四日市市立博物館・プラネタリウムと一緒に「そらんぽ四日市」という施設に入っています。ただし、四日市公害と環境未来館のみの利用であれば無料です。
四日市公害と環境未来館
3階 博物館常設展
四日市公害と環境未来館へは、現在、3階の博物館常設展から入って行くことになっています。博物館常設展を見て、四日市公害と環境未来館へ行くわけです。
つまり、博物館と一部共通になっています。
博物館の入場者は、4階の特別展を見て3階に降りてくる形なのでしょう。そして、そのまま、四日市公害と環境未来館の2階へ流れるという動線です。
博物館の常設展は、過去の四日市の紹介がメインです。
良く出来ていますね。
2階 四日市公害と環境未来館
四日市公害と環境未来館の2階に進むことになります。
2階部分が、四日市公害と環境未来館に割り当てられており、構成はこういう感じになっています。
戦争時から、戦後の復興と発展を描いています。
あまり必要のない感じもしますが、公害の背景を説明したいのでしょう。
公害の発生ですね。
四日市の立体地図です。
ここに投影してコンビナートの発展や工業地帯の広がりが説明がされます。
フラッシュを焚くと映像が消えてしまいますね。汗。
こんな感じです。
推移が一番分かり易かったですね。
四日市の現在と環境先進都市の未来ですね。
個人的には興味深い展示もあったのですが、大体の館内だけです。他にシアターなどもあります。
お近くに来られた時には訪れて見て下さい。
四日市公害と環境未来館の見学案内
四日市公害と環境未来館 → WEBサイト
〒510-0075
三重県四日市市安島1丁目3−16
TEL:059-354-8065
FAX:059-329-5792
開館時間:9:30~17:00
定休日 月曜日(祝日の場合はその翌日) 年末年始 12/25~1/1
他に整備休館あり。WEBサイト確認の事。
入場無料 駐車場は、周囲に有料多数あり。
「※JAパーキング(安島二丁目)をご利用の方はサービス券をお渡しします。受付まで駐車券をご提示ください。」との記載がWEBにあり。
宿泊案内
他の観光と合わせて、四日市・桑名・湯の山・長島温泉の宿へ。
もしくは、津・鈴鹿・亀山の宿へ。
お奨めは、湯の山温泉です。
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