佐布里池(そうりいけ)は、愛知県知多市にある愛知用水の調整池です。周囲が公園(佐布里 緑と花のふれあい公園)として整備されています。
普通に書けば良くある公園の紹介になりますが、佐布里池は、東海地方でも最大級の5100本以上の梅が植林されている公園として有名になってきています。もちろん、県下随一の梅の公園です。
元々、この地には梅の木があり、梅の観賞で有名だったようですが、昭和35年の伊勢湾台風や佐布里池の造成で消滅したようです。
今の梅林は、その後に植林されたものです。近年さらに植林が盛んになっています。2010年頃は、1600本ぐらいでしたので、増えたものです。
年に500本以上が植林されている計算になり、若い梅の木が多く、まだまだ増えて梅の木も育ってくれば、今後も益々有名になっていくと思います。
毎年、2月中旬~3月中旬に掛けて梅祭りが開催されていますので、その期間中に行って来ました。
佐布里 緑と花のふれあい公園
佐布里池全体は、こんな感じです。片側が公園として整備され、梅の木が植林されています。
地図の上部に梅の館とありますが、その辺り一帯が緑と花のふれあい公園になっています。
こちらが緑と花のふれあい公園です。
駐車場は、第一駐車場、第二駐車場、佐布里池駐車場の三カ所があります。
梅の花は満開でした。
この薄桃色の梅は、佐布里梅です。
明治時代にこの地で鰐部亀蔵氏が、桃に梅の木を接ぎ木して作り出した品種で、酸味が強く、梅酢などに最適な品種です。
現在でも、佐布里池で最も多く植林されている品種だと思います。
梅の木の品種は、約25種ということです。色々な梅の木がありますね。やはり全体的には若い木が多いようです。
先ほどの遊歩道はやや狭いですが、ベビーカーや車椅子でもゆっくり鑑賞することが出来る広い歩道もあります。
梅林の向こうに佐布里池があります。
池には鴨がいました。鴨葱ではなく、鴨梅です~。意味不明。
こういった屋台も色々出ています。レストラン等が良い場合は、梅の館にあります。
こちらは愛知用水神社です。愛知用水の守護神なのでしょうか。
梅林以外にも散策路があり、四季を通して休日をのんびり過ごすことが出来ますね。
こちらは梅の館です。内部は展示やレストランや工房などがあります。
クラフトの体験工房です。他に料理教室などもあります。
ふれあい館前のふれあい広場では、大道芸の実演がされていました。
梅の館前の憩いの広場です。
花の館と言う名称の温室庭園です。一年中草花が咲き誇っていますね。この他に苗床温室があります。
水の生活館
少し離れたところに、水の生活館があります。
梅の館から歩いて15分ぐらいですが、水の生活館の所にも駐車場がありますので、車で移動することも出来ます。
また、こちらの岸辺にも梅林がありますし、駐車場は空いていますので、土日などの混雑時には、こちらのほうに車を駐めて、歩いて梅の館の方へ散策して、また帰ってきても良いでしょうね。
位置関係図です。現在位置と書いてあるところが水の生活館です。
駐車場の位置関係もよく分かります。ここの駐車場を入れると四ヶ所になります。
入場無料の水の資料館ですね。
玄関横には小さな水琴窟がありました。良い音色でした。
水の生活館は1階と2階に分かれています。1階の入り口はこんな感じです。
1階はパネル展示が中心です。水道や佐布里池の説明などがあります。
こちらは2階の展示です。
水道が作られる前の様子を模型にしているみたいですが、なんとなく極端な感じもしますが、うんうん、確かに水道がないのは不便です。
その他に水に係わる古道具類が展示してあります。
佐布里池の観光案内
佐布里緑と花のふれあい公園
〒478-0018
知多市佐布里台3丁目101番地 → 地図 → HP
TEL: 0562-54-2911
入場無料、駐車場無料
開園、午前9時~午後5時
休園日
毎週月曜日(月曜日が祝日のときはその翌平日)、
年末年始(12月28日~1月4日)
水の生活館
知多市佐布里字鼬脇48の1 → 地図
TEL0562-55-6531
開館時間
午前10時から午後4時(但し、佐布里梅まつり期間中を除く10月1日から翌年2月末までは、午前10時から午後3時まで。)
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日:ただし、水道週間(6月1日から7日)及び佐布里梅祭り期間中の月曜日は開館。)
及び、12月28日から1月4日
宿泊
近くの宿泊は、知多市周辺と知多半島北部ですが、知多半島や周辺観光を組み合わせて、南知多や篠島、日間賀島など、都合の良いところを。
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