中山道は江戸時代の五街道のひとつで、木曽を通る部分は「木曽路」と呼ばれます。
この木曽路の宿場町で、ひときわ観光客が多いのが、馬籠宿と妻籠宿です。 → 馬籠宿もご覧下さい。
また、距離的に非常に近く、セットで観光される方も多いです。
宿場町を2つも観光するのはどうかと思われるかもしれませんが、坂にある馬籠宿と穏やかな妻籠宿、まったく趣の違う宿場町です。
馬籠宿から、妻籠宿までは車では、15分。
旧中山道の趣が残っている馬籠峠を超える全長約9kmのコースを歩けば、2時間半から3時間です。
なお、2つとも長野県でしたが、今では馬籠宿は町村合併で岐阜県になって、妻籠宿は長野県です。
こちらは、馬籠から馬籠峠を抜けて妻籠宿に向かう道です。整備されています。
馬籠宿から、妻籠宿へのコースの方が歩きやすく、峠を抜けるまでがきついのですが、その後は長いなだらかな下り道です。
はい、頑張って、妻籠宿に付きました。
うそです。本当は車で来ました。
妻籠宿の散策
中央駐車場、第一駐車場(バス・マイクロバス専用)、第二駐車場に駐めます。
第三駐車場もありますが、少し遠いし、私が訪れた時は、関係者専用になっていました。
ここは中央駐車場です。
馬籠より駐車場が多く、駐めるのに困りません。ただし、有料です。
旧中山道の妻籠宿に入ると、宿場町の趣があります。
妻籠宿は保存活動が盛んで、初めて古い町並みを保存した宿場町で、現在、国の重要伝統的建造物保存地区(昭和51年)になり、「郷土環境保全地域」(昭和56年)の指定を受けています。
対して馬籠宿はどちらかと言うと、再現され、整備された観光地です。
馬籠宿の賑わいと比べ、静かで江戸時代にタイムスリップした感じがあります。
おみやげ屋さんだらけの馬籠と違い、少しだけひっそりと営業しています。
おみやげ屋さんも昔ながらの感があります。
こちらは宿屋ですが、現在も営業しているでしょうか。
公衆トイレです。雰囲気出ていますよね。
本陣です。
五月人形の展示をしていました。
ひな人形のように段飾りをするんですね。
お食事処です。
何軒か営業をしていますが、すべて風情があります。
馬籠宿には発電所になっている水車がありましたが、こちらは昔ながらの水車です。
中山道の名三石の1つの鯉岩です。
鯉に似てますでしょうか。
明治24年の濃尾大地震で頭の部分が落ちて形が変わっちゃったらしいです。
前はこんな形だったそうです。
大昔のポストです。
いつ頃の時代の物なのでしょうか。赤い円筒形のものは今でもたまに見ますが、これは初めてです。
宿屋です。ここは営業してますね。
谷川の水です。
ここで野菜や芋を洗ったり、果物を冷やしたりするそうです。
妻籠宿観光案内
妻籠観光協会 観光案内所 → WEBサイト
長野県木曽郡南木曽町吾妻2159-2
TEL:0264-57-3123
FAX:0264-57-4036
E-Mail:info@tumago.jp
町営駐車場500円
中央駐車場、第二駐車場へ。
宿泊
お奨めは、木曽駒高原 森のホテル<長野県>、ホテル花更紗など。
コメント・感想・情報提供・大歓迎です。(日本語を含まない投稿はスパム対策により無視されます)