鳥羽市の石神さんは、女性の願いを1つ叶えると、海女さん達の信仰が厚かった神社です。
三重県鳥羽市相差(おうさつ)町にある神明神社の境内に石神社があり、親しみを込めて石神さんと呼ばれています。
石神さんは、女性の守り神としてなかなか有名です。小さな神社ですが、遠くからも参拝に訪れる女性と家族、恋人がひっきりなしです。
相差・神あかり~夜参り(石神さん夜参り)も行われています。予定日等(夏から12月に掛けて)は相差海女文化資料館(巻末に記載)へ。
石神さん(神明神社)
海辺から山へ入った民家が建ち並ぶ小高い丘状地に石神さんはあります。
駐車場
小さな神社ですが、駐車場は複数用意されています。
海女文化資料館のところにも駐車場があります。
ここは一番分かり易い駐車場だったと思います。その他、近くのガソリンスタンドの裏側などにも無料駐車場(ただしバスは有料)があります。
こちらがガソリンスタンドの裏の駐車場で、第1から第3まであります。
非常に変わりにくいので、おそらく地元の方しか利用しないであろう裏参道駐車場もあります。
こちらを入っていった所ですが、道が細く住宅地を通りますので、少し分かりにくいですので、あまりお奨めしませんが、お知らせだけして置きます。
(最初の相差海女文化資料館、観光協会の共同駐車場、又はガソリンスタンド裏やその近くの駐車場をお奨めします。)
細い道です。左へ行きます。裏参道です。車ですとすれ違いが難しいですね。
ここです。裏参道駐車場と書いてあります。
しかし、やはり車では観光協会の共同駐車場、又はガソリンスタンド裏の駐車場に駐めて、表参道から向かうのをお奨めします。
石神さんへ
海女文化資料館のところの駐車場から、舗装した表参道があります。ここを進んで左に行きます。
観光協会の前の道路にお土産の無人販売所がありました。
農産物の無人販売所はよくありますけど、お土産の無人販売は少し珍しいですね。
ここが石神さんです。正確に言えば神明神社で、石神さんの石神社は境内にあります。
大鳥居をくぐったあたりの境内です。
赤い鳥居の並びの奧には、お稲荷さんがあります。
手水場です。新型コロナウイルスの流行のため、ひしゃくが取り除かれていますね。
神明神社の境内はこんな感じですね。
手前にあるのは、お寺です。神仏集合の時代の名残だと思いますが、今でもお寺があるのは珍しいそうです。お時間に余裕があれば御参り下さいと書いてありました。
まずは本殿に向かいます。
拝殿前に輪があります。くぐると願いがかなうそうです。くぐり方が書いてありました。八の字を描くような動線でした。
拝殿裏の本殿です。立ち入り禁止になっています。
長寿の館です。枯れた老木が安置してあります。楠木の枯れ木で、ご神木と言う事です。
育っている大木も多いですね。これは橘です。こちらもご神木でしょうか。
こちらはヤマモガンです。樹齢300年と書いてありますね。こちらもご神木でしょうか。
境内の外は鬱蒼とした森です。
こちらが境内にある石神社です。石神さんですね。
進むと記帳台があり、お願いを書く紙が置いてあります。奧の願い箱に供えるそうです。
石神さんです。意外に小さな石ですが、厳かな感じがしますね。
こちらが古殿地です。
こちらが裏参道ですね。裏参道駐車場へ通じています。
相差海女資料館
駐車場の所の相差海女資料館です。無料です。
適当な紹介ですけど、こんな感じですね。
外には、昇竜の松(開運の松とも言う)があります。
幹囲3メートルの大木で、幹に手を当てて願うと叶うそうです。
畔蛸神明神社(あだこしんめいじんじゃ)
近くの海辺に、女性の多幸を祈る神社がありましたので、ついでに紹介します。
畔蛸神明神社は、畔に蛸で、面白い名前です。どうやら、このあたりの地名のようです。あぜ道に蛸が這っていた事が由来であるようです。
また、蛸は多幸に通じ、男性が女性に多幸を与えることを誓う場所という事です。
なお、後述しますが、2017年1月に放送された「釣りバカ日誌 新入社員浜崎伝助」の撮影が行われ、釣りバカ日誌、撮影スタッフ一同の記念絵馬のオブジェクトの奉納がされています。
簡単に紹介しますね。
畔蛸神明神社の参道です。左のコンクリート壁は、海の防波堤です。
石造りの鳥居があります。小さめですが、よく管理されています。
こちらが手水場です。綺麗です。
ご本殿です。
右隣にある祠です。山の神と書いてありますね。
本殿の石造りの鳥居のあたりの左側にある祠です。恵比寿社と書いてあります。
こちらが境内にある、釣りバカ日誌、撮影スタッフ一同の巨大記念絵馬です。サインやメッセージが書いてありますね。
また、普通の絵馬は無料です。絵馬が無料の神社ってあるんですね。
大日さん
この巨大絵馬の隣に、大日さんへの案内看板がありました。
行ってみましょう。大日さんって?
よく整備されています。少しだけ登りがあります。
管理が行き届いているように見えます。
海が綺麗ですね。
こちらが大日さんです。
感覚的にはすぐ到着した感じですので、200メートルは四捨五入で実際はそれほどはないと思います。
大日さんって、大日如来を思い出しましたが、神社ですね。鳥居もあります。畔蛸大日さんと書いてあります。
少し仏像の感じもします。しかし、やはり神社ですよね。
振り返ると海がよく見えて綺麗です。
石神さん等の参拝案内
神明神社(石神さん) → WEBサイト
三重県鳥羽市相差町1385番地
TEL:0599-33-6873
駐車場あり、無料。
夜参りのお問合せ先 → WEBサイト
相差海女文化資料館
TEL:0599-33-7453
畔蛸神明神社 → WEBサイト(商工会議所)
〒517-0033 三重県鳥羽市畔蛸町197−6
駐車は海辺の防波堤の内側に(ヘリポートがありますので、そこは避けてください)
神明神社(石神さん)
畔蛸神社
宿泊案内
鳥羽の宿へ、あるいは、志摩・賢島の宿へ。
または、伊勢観光などと組み合わせて、伊勢・二見浦周辺の宿へ。
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