那智山の中腹にある、熊野那智大社は、熊野三山の1つで、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産になっています。
落差日本一の133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さ10mの那智の滝があり、起源の1つは原始の自然崇拝であったと思われます。
隣接して、同じく世界遺産の構成資産の登録された、青岸渡寺及び、補陀洛山寺(麓)の二寺もあり、那智山は信仰の山とも言えます。
駐車場は、無料有料数多くあり、食事処、おみやげ屋さんの駐車場も利用客に無料開放しています。
また、神社防災道路、寺防災道路上の駐車場は、道路通行料(800円)が必要ですが、駐車場そのものは無料で、那智大社の石段を登る必要がありません。足腰の弱い方、小さなお子さん連れの方にはよろしいと思われます。
境内から見た那智大社駐車場。無料ですが、神社防災道路通行料が掛かります。※通行料(800円)は社務所で払います。
車イスの方は、この駐車場まで車で来て、社務所エレベータにて4階に上がります。那智の滝は車イスでは不可。
こちらは、青岸渡寺駐車場、寺防災道路は入口に料金所(800円)があります。どちらも楽です。
神社防災道路の駐車場からは、この石段を登るだけで境内に行けます。
下からの石段は、こんな感じです。那智大社の石段は、467段あります。是非頑張ってください。
(私は紹介のために防災道路を利用しましたが、徒歩で滝方面に降りて、また登って来ていますので、利用してもしなくても同じでした。^^;)
熊野那智大社境内
境内への鳥居です。
宝物殿です。
手水場です。訪れた時は、紫陽花の花が浮かべてありました。
八咫烏(やたがらす)・御縣彦社(みあがたひこしゃ)です。右に本殿が見えていますが、立ち入り禁止の立て札があります。
御縣彦社と、礼殿(拝殿)の間に本殿が一部見えています。手前は宝物殿。
本殿の神域は正式参拝(初穂料5,000円より)以外、立ち入り禁止です。通常は、拝殿で参拝します。
礼殿(拝殿)です。
礼殿内部です。この奧に本殿があります。正面に第五殿 若宮(天照大神)のはずです。
日本一の巨大おみくじです。
境内の樹木の空洞(楠木、幹回り8.5m)を利用した胎動めぐりです。
護摩木(300円)、絵馬(500円)を持ってお進みくださいとなっていますので、実質有料ですね。
もちろん、私は300円の護摩木利用です。
内部です。
あっという間に出口です。木の幹の内部ですからね。
出口側から覗くと、こんな感じ。
境内から見下ろしています。
熊野那智大社の境内を裏手に抜けると、青岸渡寺があります。
青岸渡寺(せいがんとじ)
神仏習合の熊野の修験道場でしたが、明治初期に青岸渡寺と那智大社に分離しました。堂内撮影禁止でした。
青岸渡寺から、三重塔と那智の滝を望む。
このまま進んで、三重塔、及び那智の滝方面に向かいます。この先、右へ階段を下ります。
青岸渡寺の三重塔です。向こうに那智の滝が見えますね。
那智の滝
降りて行きますと、那智の滝に進みます。
三重塔だけ観て、車で那智の滝の近くへ行く方法もありますので、考慮して下さい。
下っていくと、途中に伏し拝みがあります。
由来書きです。
那智の滝へ下って行きます。
那智の滝、駐車場まで来ました。車で下って、ここに止め直すという手も使えます。又は最初に滝だけ拝観する手もあります。
この近くの飲食店か、お土産さんの駐車場に止めても良いかも知れません。利用者は無料で開放しています。要確認。
那智の滝駐車場の横に、那智の滝への入り口があります。飛瀧神社(ひろうじんじゃ)の境内になります。
飛瀧神社の由来書きです。
暫く行くと、那智の滝の園地になります。
那智の滝は、パワースポットとして有名で、これは光ヶ峯遙拝石です。
那智の滝です。
那智の滝の全景です。
滝拝所などへも行くことが出来ます。拝観料300円です。
拝観料を納めた方だけ飲める延命長寿の御滝水です。
500円でペットボトル、100円で杯も売っていますが、手に受けて飲んでもよろしいです。
滝拝所です。
滝拝所から、少し望遠で落口を撮ってみました。しめ縄が貼ってあります。
熊野那智大社、及び那智の滝の参拝案内
熊野那智大社、飛瀧神社(那智の瀧) → webサイト
〒649-5301
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
TEL:0735-55-0321
FAX:0735-55-0643
駐車場は、無料、有料多数。防災道路の駐車場は、通行料800円必要。
なお、熊野那智大社のみ車椅子可(記事中参)。
宿泊案内
お奨めは、勝浦温泉の宿、又は、熊野那智大社周辺の宿へ。
または、他の熊野三山の参拝を見据えて、熊野古道・新宮・本宮周辺の宿へ。
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